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混沌の惑星 #1

黎明の学師 (混沌の惑星)

「混沌の惑星」シリーズ第一作
あらゆる物質にエネルギーの宿る惑星。初期移民である先住民は惑星と生命の調和の道を探る学問体系「ティエラ教義」を生みだし、惑星本来の環境下で暮らしていた。一方、数百年後に移住した都市人は地球環境に近い人工都市を築いて暮らしている。二年ぶりに故郷のティエラ山へ帰って来たティエラ教義の学師エドガルドは、都市人の学徒ナサニエルと出会う。凄惨な過去を生き延びたエドガルドと、深い闇と孤独を抱えて生きるナサニエル。二人の出会いが運命の歯車を大きく動かしていく。混沌の惑星シリーズ第一弾。

〈あらすじ〉
遥か未来に人類が移住した惑星カオスでは、あらゆる物質に混沌エネルギーと呼ばれるエネルギーが宿っている。初期開拓民の子孫である先住民は惑星本来の環境下に暮らし、惑星のあらゆる事象を探求し、移住した生命との調和の道を探る学問体系「ティエラ教義」を生みだした。一方、数百年後に移住した後期移民の子孫は地球環境に近い人工都市を築いて暮らし、都市人と呼ばれていた。
ティエラ教義の総本山であるティエラ山に二年ぶりに帰ってきた学師のエドガルドは、「アダンの再来」と呼ばれる学徒ナサニエルと出会う。養い親である大学師プラシドから、ナサニエルは身分を偽りティエラ山に潜入している都市人だろうという話を聞かされたエドガルドは、ある計画をナサニエルに持ちかける。
初めは己れの目的のために互いを利用しようとしていたエドガルドとナサニエルだったが、徐々に信頼関係が育まれていく。それに伴い、隠されていた二人の過去も明らかとなる。
エドガルドが生き延びた過酷な経験、ナサニエルの抱える秘密と孤独とは……!?
凄惨な過去を生き延びたエドガルドと、深い闇と孤独を抱えて生きてきたナサニエル。ティエラ山での出会いが、二人の運命を大きく変えていく。

*ペーパーバック版特典:編集後記(あだん堂ゆき)

218 pages, Paperback

Published April 24, 2022

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Profile Image for Yupa.
880 reviews136 followers
July 28, 2026
自費出版された4部作シリーズの第一作目。ジャンルはサイエンス・ファンタジーで、普段はあまり手を出さないジャンルだ。この融合には、どうしても納得がいかなかった。とはいえ、自費出版作品としては悪くない。ストーリーは単純ではなく、うまく構成されており、展開もスムーズだ。最も物足りないのは、それ以外の部分だ。舞台設定が十分に描かれておらず、非常に薄っぺらで骨組みだけの状態である。一方で、物語は主に登場人物同士の会話によって進み、互いに出来事や背景を説明し合っている。これは私が昔から好きになれない物語の語り口だ。自費出版作品としては評価すべきだが、もし「本格的な」出版社から出版されたとしたら、合格点には届かないのではないかと懸念される。
とはいえ、全部でたった4冊しかないので、残りの作品も読み進めていくつもりだ。
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