私自身、先週の金曜日(これを書いている5日前)に2年半付き合った彼氏と別れたばかりで、無理やりにでも前に進もうとしていたところで、たまたま読もうと思って手に取っただけだったから、タイミングがドンピシャで驚いた。本当に、あとがきに救われた。 「…そんな恋愛の一面を通して主人公の少女時代の終わりを書きたかった。実際にそうするかどうかは本人次第だとしても、だれもがかならず最後には森から出て行くことができるはずだと私は思っている。 終わった恋が何を残すかは人それぞれだけど、苦しいときにこそ見える世界と触れることのできる関係もあると思うので、怖がって閉じ困らずに少しずつでも良いから前に歩こうという気持ちになってもらえたら嬉しい。」 先生、おかげさまで前に歩こうという気持ちになれています。私の終わった恋は野田さんほど苦しいものではなく、むしろ逆で、終始愛に溢れたものだったし、後悔もないんだけど、前に進むのに手間取っているっていうところでは一緒だと思う。その苦しさは確かに、森の中に迷い込んだような感じに似ている。前も後ろも右も左も分からない、前に進んでいるようで結局は同じところをぐるぐるまわっているだけなのかもしれない、簡単に誰かに助けを求められるところでもない…そんなような。でも、うん。「だれもがかならず最後には森から出て行くことができるはずだ」。私も森から出て行きたい。Taylorの歌思い出すな、"Out of the Woods"。