Merits and demerits of artifacts in modern civilization Tsubuyaki

by Tadayosi Yoshimura

我々にも責任があるが、人間が欲するものをどんどん実用化し、便利な人工物を作って生活環境を豊かにしてきた。具体的に挙げると両手では数えきれないほどあり、それらにおける人工物の功罪をつぶやくことにした。 まず、プラスチックで、それが実用化される以前は天然高分子素材が用いられていた。天然物なので、それらを朽ちる天敵がおり、保存や管理を怠ると自然に風化してしまった。その欠陥を補う目的で石油由来のプラスチックを開発した。 プラスチックには天敵がおらず、容器包装に使ったことで、中身の消費期限を延ばすことができる特性からどんどん利活用された。しかし、人間の悪い癖“ポイ捨て”で環境汚染を引き起こしてしまった。容器包装にプラスチック素材を用いる段階で、完全回収する法的規制を設定し、環境には廃棄させない思考が必要であった。環境汚染問題が起きてからでは遅すぎたのである。叡智を結集して、どんどんプラごみが出るのだけは防がなければならない。 フロンガスも便利さを求めて使われ、大気中に排気したことで環境破壊“オゾンホールを引き起こしてしまった。農薬も同様で、食料の増産を目的に開発され、耕作地での生産性の向上に貢&#

22 pages, Kindle Edition

Published November 11, 2019