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地図と拳

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【第168回直木賞受賞作】
【第13回山田風太郎賞受賞作】

「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。

ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。

640 pages, Hardcover

First published June 24, 2022

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Satoshi Ogawa

19 books

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Displaying 1 - 2 of 2 reviews
9 reviews1 follower
September 9, 2023
戦争がもたらす狂気、おそらく満州に自分もいたら感じていたであろう負の流れのようなものを読者に強く根づかせつつ、一方で建築というものの本質に冷静に向き合い、戦争を史実として前に進むための糧として捉える人たちの目線を掛け合わせることで、非常にリアリティ溢れるノンフィクションのフィクションになっている。めちゃくちゃ面白いし、受賞も納得。他の作品も読んでみたい
Profile Image for COOKIEHEAD.
35 reviews5 followers
September 28, 2023
「戦争への道を避けられなかった時点で、もはや何もできることはないのだ。日本は不治の病にかかってしまい、もう治療はできない。戦争が始まっていなかったが、始まる前から終わっていたのである。」石本 (P.524)
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