aj183 reviewsFollowFollowDecember 6, 2023“人間には、絶対に譲れない一線というものがある。それは各自各様なものであるために客観性はなく、ゆえに法律で律することもできなければ、宗教で教えることもできない。一人一人が自分にとって良しとする生き方であって、万人共通の真理を探求する哲学でもない。ラテン語ならば「スティルス」(stilus)だが、イタリア語の「スティーレ」であり、英語の「スタイル」である。他の人々から見れば重要ではなくても自分にとっては他の何ものよりも重要であるのは、それに手を染めようものなら自分ではなくなってしまうからであった。”"資質ならば同等なこの二人にも、「スタイル」のちがいはあったのである。もしかしたら人間のちがいは、資質よりもスタイル、つまり「生きていくうえでの姿勢」にあるのではないかとさえ思う。そして、そうであるがゆえに、「姿勢」こそがその人の魅力になるのか、と。"