仮説思考―ＢＣＧ流 問題発見・解決の発想法 内田和成の思考

by 内田 和成

仕事の速さ・出来栄えを決めるのは何か？　それは「分析力ではなく、仮説である」と著者は説く。ボストン・コンサルティング・グループでの２０年の経験から、コンサルタントの必須能力である「仮説思考」を解説。

196 pages, Kindle Edition

First published March 31, 2006

Reviews

[sophytoeat · Rating 4 out of 5]

ポイントは三つ存在する。
1. ある仕事に取り組む時、仮説を組み立てて、思考と調査範囲を狭めることは、決められた時間でアウトプットを出す上で重要である。
2. 仮説を組み立てる時、以下のような方法が存在する。
　a. 反対側から見る
　b. 現場の視点で考える
　c. 競争相手の視点で考える
3. 日常生活に仮説思考を取り入れ、友人や家族に試してみる。

[Phong Vu · Rating 4 out of 5]

割と薄く読みやすい本。ビジネスは科学と違って、絶対的な正確性よりスピードを優先する傾向がある。そのため、網羅的に情報を集めて一番良い答えを探すよりも、少ない情報を元に可能性の高い答えを考え出し、検証して進化させていく方が効率良く仕事を進められる、ということである。

[Baasan · Rating 4 out of 5]

この前提でプロポーザルを作成する。