Erika2,847 reviews90 followersFollowFollowMay 17, 2021周りの目を気にして「完璧な夫」を演じる男性の一人称で語られる2007年と、謎のプロレスラーの話が三人称で語られる2039年と2つの時間が同時進行で進む物語。それぞれの物語の誰が誰なのかを予想するのは多少面白いけれどアムンゼンが2007年の大男だったとは、この本は全く楽しいとは思えなかった。「女は穴だ。膣でものを考える動物だ。」て文章を何度も読む羽目になるとは。女性が書いてるからまだ我慢できるけど。彼女の作品がもてはやされるのは、「男性的」な書き方だからだろうか。この作家の作品は「i」に続いて2作目だが、好みじゃないと言うことがはっきりした。表紙のデザインに惹かれて借りたが、気持ち悪い、読後感のスッキリしない本だった。look-at-that-cover meh
Coco31 reviewsFollowFollowMarch 26, 2024読んでいてこんなに心に躍動感溢れる本は久しぶり、それか初めてくらい。 西さんの皮肉さ、面白さ、言葉使いの才能がひしひしと伝わってくる。 起きていることは至って残酷だが日常の中の話としてはシンプルで、でも最後の点と点が繋がったあとの感動は面白いほど。人の感情がバネのように跳ね返るときの違和感のない描写は息を飲むものがある。最後の著者のことばでさえもハイライトを引いてしまった。こうふくの、みどりを次は読む。