Home
My Books
Browse ▾
Recommendations
Choice Awards
Genres
Giveaways
New Releases
Lists
Explore
News & Interviews
Loading...
Community ▾
Groups
Quotes
Ask the Author
People
Sign in
Join
Jump to ratings and reviews
Want to Read
Buy on Amazon
Rate this book
老巡査
夢野 久作
0.00
0 ratings
0 reviews
Want to Read
Buy on Amazon
Rate this book
<内容紹介>
睦田老巡査は、足元に落ちていた金口の巻きタバコの吸いさしを見つけた。そこらに灰が散らばっており、今しがた投げ捨てたものだったが、火は完全に消えていた。
睦田巡査は失望して力ない手つきでメガネを外した。睦田巡査はこれまでもこうした機会を逃し続けていた。金口のタバコを吸っている人間がどんな人か考えれば、何かの事件の鍵になるかもしれない。
睦田巡査は五十を超えており、まだ部長にもなれずにいた。巡回を続けながらも功績も過失もなく平凡に巡査生涯を過ごしていた。何か事件が起こる度に、この仕事は自分に向かないと考えていたが、病身の妻と大勢の子供のことを考えると、辞職することはできなかった。
前署長のお情けで、東京郊外の平和な別荘地であるK村の駐在所に回され、何とか暮らせるようになっていた。そして、睦田巡査は巡回する度に事件が起こらないことを祈っていた。泥棒一つ捕まえたことがない彼の心からの悲しい願いだったのだ。
そして、睦田巡査はこの気に及んでも、先ほどの金口のタバコのことを忘れてしまい、そのまま巡回を終えてしまった。そして、翌朝のこと。彼が巡回した受持区域内のある富豪宅で強盗事件が起こった。
なんと、その事件が起こった時間が、睦田巡査が巡回している時間とぴったり一致したのだ。
<夢野久作(ゆめの・きゅうさく)>
日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。
1889年(明治22年)1月4日 - 1936年(昭和11年)3月11日。
他の筆名に海若藍平、香倶土三鳥など。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれることもある。福岡県福岡市出身。日本探偵小説三大奇書の一つに数えられる畢生の奇書『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い。またホラー的な作品もある。
Audible Audio
Published August 23, 2018
Book details & editions
Loading...
Loading...
About the author
夢野 久作
118 books
3 followers
Follow
Follow
Japanese profile.
Please also see
Kyūsaku Yumeno
.
Chinese profile:
夢野久作
.
夢野久作(ゆめの きゅうさく 1889年(明治22年)1月4日 - 1936年(昭和11年)3月11日)は、日本の小説家、禅僧、陸軍少尉、郵便局長。幼名は直樹(なほき)、出家名は杉山泰道(すぎやまやすみち)、禅僧としての名は雲水(うんすい)、雅号は萠圓、柳号は三八、戒名は悟真院吟園泰道居士。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれることもある。夢野久作の筆名は、昔の福岡地方の方言で、夢想家、夢ばかり見る人、という意味を持つ。
日本三大奇書の一つ『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い。ホラー的な作品や、初期には童話もあり、詩や短歌などに長けた。『九州日報』で、今でいう一コマ漫画もかいた。
1936年(昭和11年)3月11日脳溢血で死亡、享年47。
Ratings
&
Reviews
What do
you
think?
Rate this book
Write a Review
Friends
&
Following
Create a free account
to discover what your friends think of this book!
Community Reviews
0.00
0 ratings
0 reviews
5 stars
0 (0%)
4 stars
0 (0%)
3 stars
0 (0%)
2 stars
0 (0%)
1 star
0 (0%)
Search review text
Filters
No one has reviewed this book yet.
Join the discussion
Add
a quote
Start
a discussion
Ask
a question