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悪魔祈祷書

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『いらっしゃいまし。お珍らしい雨で御座いますナアどうも……こうもダシヌケに降り出されちゃ敵かないません。 いつも御贔屓ひいきになりまして……ま……おかけ下さいまし。一服お付けなすって……ハハア。傘をお持ちにならなかった。ヘヘ、どうぞ御ゆっくり……そのうち明るくなりましょう。』 とある東京の古本屋。夏もあらかた過ぎ、季節はずれの激しい夕立の中、ずぶ濡れになったお客がひとり。古本屋の主人は古本屋稼業の日常などの四方山話を語り始めた。 話はひょんなことから、医専の生徒が持ち込んだ一六二六年に英国で出版された筆写本。曰くつきの"聖書"の話に。世界中にたった一冊しかないと噂に聞いたデュッコ・シュレーカーのBOOK OF DEVIL PRAYER(外道祈祷書)『悪魔の聖書』だった。豪雨の中の鄙びた古本屋。店の中にはずぶ濡れの大学教授と、怪しげな店主の二人きり。物語は思わぬ方向に進み・・・。

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Published July 13, 2015

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夢野 久作

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Japanese profile.
Please also see Kyūsaku Yumeno.
Chinese profile: 夢野久作.

夢野久作(ゆめの きゅうさく 1889年(明治22年)1月4日 - 1936年(昭和11年)3月11日)は、日本の小説家、禅僧、陸軍少尉、郵便局長。幼名は直樹(なほき)、出家名は杉山泰道(すぎやまやすみち)、禅僧としての名は雲水(うんすい)、雅号は萠圓、柳号は三八、戒名は悟真院吟園泰道居士。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれることもある。夢野久作の筆名は、昔の福岡地方の方言で、夢想家、夢ばかり見る人、という意味を持つ。
日本三大奇書の一つ『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い。ホラー的な作品や、初期には童話もあり、詩や短歌などに長けた。『九州日報』で、今でいう一コマ漫画もかいた。
1936年(昭和11年)3月11日脳溢血で死亡、享年47。

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