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うそコンシェルジュ

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それで誰かを助けられるなら、うそぐらいつく。

大学のサークルを抜けたい姪のため、うその辞める理由を考えてあげたことをきっかけに、「うそ請負人」として職場の人からも頼みにされるようになったみのり。自転車置き場で、人間関係のストレス発散のために中山さんがとっていた思いがけない行動。部活を辞めた高校生の息子の心配と会社の年下の同僚の冷淡さに疲れ切った倉田さんが見つけた居場所。

日常の困ったことどもをやり過ごし、目の前の「今」を生き延びるための11篇。

272 pages, Tankobon Softcover

First published October 30, 2024

About the author

Kikuko Tsumura

36 books259 followers
Kikuko Tsumura (Japanese name: 津村記久子) is a Japanese writer from Osaka. She has won numerous Japanese literary awards, including the Akutagawa Prize, the Noma Literary New Face Prize, the Dazai Osamu Prize, the Kawabata Yasunari Prize, and the Oda Sakunosuke Prize.

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Profile Image for Erika.
2,840 reviews90 followers
April 12, 2025
3.5
不思議な題名が気になって借りてみた(予約数がかなりあって、回ってくるのに時間がかかった)

この作者の作品を読むのは多分3回目だけれど、ザ文芸書という感じの内容で、正直何度も読みたいと思う内容ではないにも関わらず、読み応えがあるので読んだ事は後悔しない。
この短編集もそうだった。

「うそ」に特化した短編集なのかと思ったけれどそういうわけでもなく、表題作とその続編以外は全く独立した物語だった。
が、すべてに共通していえるのは、「ドラマチックでない日常の一コマ」を描いているというところ。
そして、そのほとんどが、会社で事務の仕事をしている、特に華やかでもない、でも物凄く暗いわけでもない「普通の」女性が日々感じる、微妙な違和感やストレス、そしてそれを静かに迎える女性たちの話。
今自分がまさにそういう「普通の」「一般」女性だと自覚して読むと、「あぁなんか分かる」と思うものが多い。が、その反面、特に楽しいとも思わない。

けれど、この短編集の中では、「誕生日の一日」(私も6日後に節目の誕生日を迎える...この短編の中で主人公が大げさな「幸せ」を演出せずに、静かに自分のペースで誕生日を祝っているのがよかった)と、最後の短編「居残りの彼女」(自分の小学生時代を思い出した。中高学年になるとだんだん女子はグループ内での見えない権力争いや顔色の窺い合いが始まる...そして、「中心的リーダー」キャラじゃない主人公の在り方がリアルで良かった)が、結構良かったので、+0.5にした。

表紙の絵は「この短編に相当する絵はどれかな」と探す楽しさもあった。
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