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藍を継ぐ海

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第172回直木賞受賞!

数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に―ー。
徳島の海辺の小さな町で、なんとかウミガメの卵を孵化させ、自分ひとりの力で育てようとする、祖父と二人暮らしの中学生の女の子。年老いた父親のために隕石を拾った場所を偽ろうとする北海道の身重の女性。山口の見島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男。長崎の空き家で、膨大な量の謎の岩石やガラス製品を発見した若手公務員。都会から逃れ移住した奈良の山奥で、ニホンオオカミに「出会った」ウェブデザイナーの女性ーー。人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。『宙わたる教室』『月まで三キロ』『八月の銀の雪』の著者による、心揺さぶられる全五篇。

272 pages, 単行本

First published September 26, 2024

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伊与原 新

19 books1 follower

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Profile Image for Luna.
197 reviews
March 27, 2025
心温まる5つの物語。それぞれ違ったテイストで、登場する人物も皆応援したくなるような人たちばかりで、あっという間に読めた。だからこそ、もっと登場人物の行方とか背景が知りたくて、短編では物足りなく感じたので本評価に。個人的な好きだったのは、『夢化けの島』。研究に捧げる歩美の視点と島で出会う元ヒモ男とのやり取り、三島の地層を介して発展するふたりの関係性が読んでて面白かった。あと、歩美みたいなパッションを持って何かを追求することを職業とする人にも、社会的、立場上の悩みがあるんだなと学べた。
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