双子の兄妹をめぐる恋のもつれ。「身にしみて知っております、女の男への愛の大きさを」――しかし男もまた知っている、女への愛の大きさを、そして、男も女も、報われぬ恋の切なさを。双子の兄妹をめぐっての、もつれた恋の行方や如何に。さらに召使いたちのドタバタ騒ぎによって混乱は最高潮に。笑いの中に哀感の漂う、シェイクスピア恋愛喜劇の最高傑作。『十二夜』の邦題で親しまれていた作品を、より内容にふさわしい『宴の夜』と改題。 シェイクスピアで人生を読む! 恋の切なさ、嫉妬、裏切り、「時」に翻弄される人間の悲劇、人間存在の不思議…。 シェイクスピアが現代に生きるわれわれに訴えるものとは何か。 日本で初めてシェイクスピアのテキスト編纂に挑み翻訳に打ってでた訳者ならではの、 舞台のリズム・台詞のリズムを完璧に活かした、流麗の決定訳。 本シリーズは、同じ訳者による「対訳・注解 研究社 シェイクスピア選集」[全10巻]の訳の部分を抜き出して、 再編したもの。各巻とも新しい解説を加えました。