塔上の奇術師

少年探偵 #20

by Edogawa Rampo

さびしい原っぱにポツンとたっている、古いレンガづくりの時計屋敷。そびえたつ時計塔の屋根の上に、なにやらうごめく影が・・・。そのようすをじっと見つめていた、少女探偵マユミとふたりの少女。三人の目がとらえたものは、黒いマンとをなびかせ、ふさふさの頭にニュッと日本の角をはやした、異様な姿のコウモリ男。

180 pages

Published February 1, 1999

About the author

Hirai Tarō (平井 太郎), better known by the pseudonym Rampo Edogawa ( 江戸川 乱歩), sometimes romanized as "Ranpo Edogawa", was a Japanese author and critic who played a major role in the development of Japanese mystery fiction.