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天才

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高等小学校卒という学歴ながら『日本列島改造論』を引っ提げて総理大臣に就任。比類なき決断力と実行力で大計の日中国交正常化を実現し、関越自動車道や上越新幹線を整備、生涯に30以上の議員立法を成立させるなど、激動の戦後政治を牽引した田中角栄。
その経歴から総理就任時には「庶民宰相」「今太閤」と国民に持てはやされ、戦後では最高の内閣支持率を得たが、常識を超える金権体質を糾弾され、総理を辞任。その後、ロッキード事件で受託収賄罪に問われて有罪判決を受けるも、100名以上の国会議員が所属する派閥を率い、大平・鈴木・中曽根内閣の誕生に影響力を行使。長らく「闇将軍」「キングメーカー」として政界に君臨した。
そんな希代の政治家・田中角栄といえば、類まれな権謀術数と人心掌握術に注目が集まるが、実はスケールが大きいわりに人一倍デリケートな一面があった。浪花節と映画をこよなく愛する、家族思いの人情家だったという。
強烈な個性をもったリーダーが不在の今、自らも政治家として田中角栄と相まみえた著者が、毀誉褒貶半ばするその真の姿を「田中角栄」のモノローグで描く意欲作。

数字に強い、駆け引きが上手い、義理人情を欠かさない。&

226 pages, Kindle Edition

First published January 1, 2016

9 people want to read

About the author

Shintarō Ishihara

46 books31 followers
石原 慎太郎

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Mr. Ishihara was a Japanese writer and conservative right-wing politician who served as Governor of Tokyo from 1999 - 2012. He has written screenplays and prize-winning novels. He has also worked in journalism, film and theatre.

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Profile Image for Yasuo Itoh.
208 reviews10 followers
April 16, 2017
一人称で田中角栄が田中角栄の生きざまを語る。普通に読めば、傲慢で自慢だらけで言い訳だらけの物語にしか読めない。「何が天才だ。だから政治家は…」と読みはじめはそう思った。最後まで読んでみると、確かに現在の日本をデザインしたのは田中角栄かもしれない。高速道路や新幹線、田中角栄のデザインした国土が造られている。「天才」という言葉はすごい人を連想させる。その実体は、ちょっと思いが強い人なだけなのかもしれない。ただし嫌われる。ただし、権力を持っているから周りに人が集まる。人が集まるから思いを実現できる。やっぱり天才なのかな。
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