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バブル:日本迷走の原点

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闇を抱えていたのは住銀だけではなかった!
住銀、興銀、野村、山一……
日本を壊した「真犯人」は誰だったのか?

日本に奇跡の復興と高度成長をもたらしたのは、
政・官・財が一体となった日本独自の「戦後システム」だった。
しかし1970年代に状況は一変する。
急速に進むグローバル化と金融自由化によって、
日本は国内・国外双方から激しく揺さぶられる。
そして85年のプラザ合意。超低金利を背景にリスク感覚が欠如した
狂乱の時代が始まる。
日本人の価値観が壊れ、社会が壊れ、そして「戦後システム」が壊れた──。
あれはまさに「第二の敗戦」だった。

バブルとは一体何だったのか?
日本を壊したのは誰だったのか?
バブルの最深部を取材し続けた「伝説の記者」が
初めて明かす〈バブル正史〉。
この歴史の真実に学ばずして日本の未来はない。



第1章 胎動
三光汽船のジャパンライン買収事件
乱舞する仕手株と兜町の終焉
押し付けられたレーガノミックス
大蔵省がつぶした「野村モルガン信託構想」
頓挫した「たった一人」の金融改革
M&Aの歴史をつくった男

第2章 膨張
プラザ合意が促した超金融緩和政策
資産バブルを加速した「含み益」のカラクリ
「三菱重工CB事件」と山一證券の死
国民の心に火をつけたNTT株上場フィーバー
特金・ファントラを拡大した大蔵省の失政
企業の行動原理を変えた「財テク」

第3章 狂乱
国民の怒りの標的となったリクルート事件
1兆円帝国を築いた慶應ボーイの空虚な信用創造
「買い占め屋」が暴いたエリートのいかがわしさ
トヨタvs.ピケンズが示した時代の転機
住友銀行の大罪はイトマン事件か小谷問題か
「株を凍らせた男」が予見した戦後日本の総決算

第4章 清算
謎の相場師に入れ込んだ興銀の末路
損失補填問題が示した大蔵省のダブルスタンダード
幻の公的資金投入

288 pages, 単行本

First published November 18, 2016

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