Blake222 reviews11 followersFollowFollowDecember 23, 2018通訳案件の準備で買ったものの、読まないまま1年以上が経ち、ようやく読了しました。一言で言うと、至極真っ当なことをかなり際どい表現で書いている本です。諫言耳に痛いとはまさにこういうことをいうのでしょう。(にしても、そこまで刺激的に書かなくてもいいと思う箇所もあります)「一つの会社にこだわるな」もそうですが、一つのキャリア、一つの国、一つの生き方、一つのアイデンティティなどにもこだわるな、というのは変化が激しい今日においてはまさに必要な考え方だと思います。そうなれば、柔軟性や順応力、楽観的な思考と失敗を恐れない度胸、きっぱりとノーをいう勇気と、今後何が来ようときっと自分ならうまく乗り越えられるという自信とそれを裏打ちする学習の基礎力(取ってつけたような教養や、実践に活かせない詰め込みではなく)が必要です。ますます受験勉強や塾などが無意味(というより、はっきり言って害)に思えてきます。英語学習の考え方も非常に共感できるものです。英語を勉強することは大半の人に必要ないと。「必要」こそありませんが、学習することで視野や生活の幅が広がり豊かになるだけでなく、いざという偶然やってきた英語関連のチャンスや危機(黒船往来や海外赴任など)にもうまく対応するための保険でもあります。そうやって考えると「義務感」がやや薄れて、もう少し勉強に臨みやすくなったと感じる方もいるのではないでしょうか。この本に書いてあることを全て実践できるともしようとも思わないのですが、今の働き方に閉塞感を感じて違う観点を探している方にはおススメです。