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すかたん

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江戸の饅頭屋のちゃきちゃき娘だった知里は、江戸詰め藩士だった夫の大坂赴任にともなって、初めて浪速の地を踏んだ。急な病で夫は亡くなり、自活するしかなくなった知里は、ふとしたはずみから、天下の台所・大坂でも有数の青物問屋「河内屋」に住み込み奉公することに。慣れない仕事や東西の習慣の違いに四苦八苦し、厳しいおかみさんから叱責されながらも、浪速の食の豊かさに目覚め、なんとか日々をつないでいく。おっちょこちょいで遊び人ながらも、幻の野菜作りには暴走気味の情熱を燃やす若旦那に引き込まれ、いつしか知里は恋に落ちていた。障害だらけのこの恋と、青物渡世の顛末やいかに。
書き下ろし長編時代小説。

194 pages, Kindle Edition

Published January 1, 2014

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About the author

1959年、大阪生まれ。甲南女子大学文学部卒業。コピーライターとして広告制作会社に勤務後、独立。2008年、第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞してデビュー。受賞作は『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』と改題され、講談社文庫に収録されている。江戸時代の職人たちの丹精な仕事振りと細やかな人情を、心温まる物語に織り上げて、愛読者急増中の実力派である。

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March 10, 2017
この本は面白く、そして勉強になった!お家さんの仕事に対する姿勢からは、学ぶものが多かった。特に、「仕事いうもんは片付けるもんとちゃいます。どない小さなことでも、取り組んだ物事の質をちょっとでも上げてこそ仕事や」というのは素晴らしい助言だと思った。会社で今の仕事を始めて間もない身だから、知里と一緒に仕事に対する姿勢を学んだ気がする。笑 それに、私も標準語圏出身だから、関西語に関しても知里と一緒に学んでる気持ちで読めた。さらに、日本からアメリカに移住した身として、知里の新しい場所で生きていく大変さみたいなものも共感できた。読んでよかった!
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