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誰にもわかるハイデガー:文学部唯野教授・最終講義

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あの唯野教授からの「遺言」死を忘れて生きつつも死について知りたい我々が死ぬまでに絶対読みたい名著 『存在と時間』超入門専門家が一生かけても汲み尽くせぬ難解な書を驚くほどわかりやすく、正確に抽出――大澤真幸・解説現存在とはなにか?死ぬ存在ですね。必ず死ぬわけです、人間は。自分が死ぬ存在であるということを引き受けて、自分でよくわかっていて、それでなお生き続けているという、そういうことを言っているわけなんですね。(本文より)自分はいつ死ぬかわからない。けれども、自分か゛死ぬ前にいち早く先駆けること、これを先駆と言っています。(…)死から自由になるために、自分の死というものを了解するんです。(本文より)私たちはふだん死を忘れて生きているしかし死はいつやってくるかわからない。いつやってくるかわからない死を了解しようとして、苦しんでいるのが人間だ。本書は、唯野教授があえてユーモラスな語り口で、かつてなくわかりやすく解説する、驚きの超入門だ!

140 pages, Tankobon Hardcover

Published January 1, 2018

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About the author

筒井康隆

183 books10 followers
Yasutaka Tsutsui

筒井 康隆(つつい やすたか)は、日本の小説家、劇作家、俳優。ホリプロ所属。身長166cm。大阪府大阪市出身、東京都都内在住。日本芸術院会員。

大阪市に生まれた。天王寺動物園長だった父の影響を受け、幼い頃から博物的な世界に憧れを持つ。同志社大学に入学し、美学・美術史を専攻。

1965年に東京に転居し、本格的な作家活動を展開、第一短編集『東海道戦争』(1965年)を刊行した。同年、『時をかける少女』『48億の妄想』では、現実と非現実をつなぐ幻想のリアリズムによる、無気味なナンセンスSFのジャンルを開拓。『ベトナム観光会社』(1967年)と『アフリカの爆弾』(1968年)で直木賞候補となる。

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Profile Image for Toshihiro.
111 reviews
February 11, 2020
これは分かりやすい!ただ、論理の積み重ねなので、一気に読むことをお薦めします。最初、1/3近くある解説が長い、と思いましたが、これはこれで大事です。
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