Kosuke Kamiya62 reviews3 followersFollowFollowMay 11, 2020あらすじ20XX年秋、京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、マカオ博物館の学芸員、レイモンド・ウォンと名乗る男が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画、天正遣欧使節団の一員・腹マルティノの署名が残る古文書、そしてその中に書かれた、「俵...屋...宗...達」の四文字だった。---織田信長への謁見、狩野永徳との出会い、宣教師ヴァリニャーノとの旅路....。天才少年絵師・俵屋宗達が、イタリア・ルネサンスを体験する?アートに満ちた壮大な冒険物語。感想暗幕のゲルニカのように過去と現在を行き来する物語。ただ、今回は、冒頭の望月彩とレイモンド・ウォンの接触以降ずぅぅっと過去。これが上下巻に分かれている良さかもしれない。過去の世界でも主役となるのは俵屋宗達と天正遣欧使節団の一員だった原田マルティノ。子供ならでは表現や好奇心旺盛な姿を緻密に描写する文章力には惚れ惚れする。原田マハさんの武器と言っても過言ではないのが、「本人と思わせるような当事者意識」だと個人的に思っている。どのキャラクターにも一貫性があり、自分もキャラクターに感情移入しやすい。下巻が楽しみだ!今のところ、センスに描かれている風神は青鬼、雷神は赤鬼のように表現されている。これをどう風神を緑色、雷神を白色にしていくかを明らかにしていくのかを書いてあるといいなぁ。This entire review has been hidden because of spoilers.