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風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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「謎多き琳派の祖、俵屋宗達×バロックの巨匠、カラバッジョ」――雷神(ユピテル)と風神(アイオロス)が結んだ縁が、ここに完結!! 織田信長の命を受け、狩野永徳による傑作『洛中洛外図屏風』をローマ法王に届けるため、天正遣欧少年使節ともにヴァチカンへの旅に出た俵屋宗達。嵐や日照りなど、幾たびも降りかかる試練をかいくぐりながら、一行はついにヨーロッパの地にたどり着く。そこで、宗達を待ち受けていたものは、輝かしい西洋美術の数々、スペイン国王をはじめとする高貴なる人々、そしてもう一人の天才絵師との出会いだった――。その絆が、その想いが、傑作を生み出す! アート小説の旗手・原田マハが描く、一気読み必至の感動巨編。

310 pages, Kindle Edition

Published October 29, 2019

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About the author

Maha Harada

75 books34 followers
原田 マハは、日本の小説家、キュレーター、カルチャーライター。東京都小平市生まれ。小学6年生から高校卒業まで岡山県岡山市育ち。岡山市立三門小学校、岡山市立石井中学校、山陽女子高等学校、関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。マリムラ美術館、伊藤忠商事、森ビル、都市開発企業美術館準備室、ニューヨーク近代美術館に勤務後、2002年にフリーのキュレーターとして独立。

2003年にカルチャーライターとして執筆活動を開始し、2005年には共著で『ソウルジョブ』上梓。そして同年、『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞、特典として映画化される。mahaの名でケータイ小説も執筆する。

ペンネームはフランシスコ・ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」に由来する。兄は、同じく小説家の原田宗典。

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June 13, 2020
感想

交わることがなかったであろう
西洋の絵師と東洋の絵師。
そんな奇跡から生まれた風神雷神の背景に触れることができた・
白色の雷神と翡翠色の風神は俵屋宗達の独創的スタイル。
本当にこんな物語だったら素敵だなぁと感じた。
俵屋宗達の絵師としての役目は
「この世の万物を詳細に描くこと」みたいなことを言っているが、
その発言も16世紀末ならではと感じた。
18世紀に写真が生まれてからのアートは別の存在意義がありそう。
小説としては星4つかな。
「楽園のカンヴァス」みたいに現世の主人公の視点で物語が動くのではなく
ほぼほぼ歴史上の人物の視点で動いていた。
これなら、わざわざ現世の登場人物いらなかったと思うけどなぁ。
でも、マハ先生の圧倒的知識量の作品には感服しております。
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