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田辺聖子原作シリーズ 2 鏡をみてはいけません (クイーンズコミックスDIGITAL)

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『金魚のうろこ』に続く夢のコラボレーション、再び!! 森雫というペンネームを持ち、絵や文を書いたりもしている中川野百合は、仕事で知り合った小林律と同居を始めた。律は5年前に離婚し、妹と、小学校4年生になる息子と一緒に暮らしている。入籍も結婚式もない不安定な立場で、日々の食事を作る野百合の居場所は……!? いつの時代も変わらぬ「男と女の事情」を描く表題作の他、『よかった、会えて』収録!!

247 pages, Kindle Edition

Published January 18, 2008

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田辺聖子

33 books

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Profile Image for Kouju Tokieda.
28 reviews1 follower
January 24, 2024
正直言いまして、原作小説は未読です。
表題作。
描かれた律の外面は好きなのですが、いかんせん、中味がね。
「朝食は絶対に作れ」「自分はどこで何をしようと聞かれたくないが野百合が一人で行動するのは気に入らない」「何でも棚上げ」
子供がいるのに、「お試し」で女性と一緒に暮らすのはなあ。それも、同じ部屋で眠るの。その人が新しい「お母さん」になるのかどうか、子供としては不安でしかたがないと思うんだけどな。非常に中途半端な男だ。自分の事は「棚上げ」にして、野百合を責めるのはおかしいんじゃないか?と誰もが思うだろう。曖昧な関係でいる方が男には楽なのだろうが、ずるずる行くから同居の妹(!)に宵太の一大事にも野百合は「他人は黙ってて」と言われて引き下がるしかないのだ。誰よりも親身に世話をしているというのに。
作者は律が好きだと言うけれども、引きます。身勝手な男。
弊録作『よかった、会えて』のしょっぱなのインパクトは凄いわ。「伊達にあたま禿げさしてる場合やあらへんが」っときた。
結婚式に花嫁が来ない!という顛末を描いているが、結果、どうなったのか、という結末は示されていない。
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