Stilkraft18 reviewsFollowFollowJuly 22, 2020校正が甘く誤記が散見されるが、論の進め方が堅実で、論拠となる資料や実例も豊富。それらの論点に対する検討もしっかりされている。「信者は禁教中にあっても信仰を守り続けた」という主張の本に多い「神と信仰に対する愛」という客観的に図り難いものに依りかかって論を進めるのではなく、当時の記述やかたちとして残っている風習などから論拠を得ている点に好感が持てる。もともと著者の論旨とは反対の立場だったが、記述に説得力があるため勉強になった。