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魔の山(上)(新潮文庫)

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ひとりの少年が様々な経験を重ね、人間として成長していく過程を描いた教養小説。 完成までに十二年の年月を費やした大作。この後、マンはノーベル文学賞を受賞した。 第一次大戦前、ハンブルク生れの青年ハンス・カストルプは、スイス高原ダヴォスのサナトリウムで療養生活を送る。無垢な青年は、ロシア人のショーシャ夫人を愛し、理性と道徳に絶対の信頼を置く民主主義者セテムブリーニ、独裁によって神の国をうち樹てようとする虚無主義者ナフタ等と交流しながら、自己を形成していく――。 “人間"と“人生"の真相を追究して描かれた、ドイツ教養小説の最高傑作。用語、背景などについての詳細な注解を付す。 本文より ひとりの単純な青年が、夏の盛りに、故郷ハムブルクをたって、グラウビュンデン州ダヴォス・プラッツへ向った。三週間の予定で人を訪ねようというのである。 ハムブルクからダヴォスまでといえば、それははるかな遠い旅である。だいたい三週間などという短い滞在期間のわりにしては遠すぎる。いくつかの国々を通り、山をのぼりくだりして、南ドイツの高原からボーデン湖の岸へおりる。そうして湖の躍る波を越えて、その昔

650 pages, Kindle Edition

Published February 25, 1969

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トーマス・マン

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