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暇と退屈の倫理学

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362 pages, Tankobon Softcover

First published March 7, 2015

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15 reviews
March 3, 2024
遊動生活をしていた。遊動生活に人間の高度な知能は生かされていた。

定住革命 遊動生活に発揮されていた知能が、有り余る。いろんな発明へ。


環世界 人間高度に他の環世界間移動能力を持つ。動物は動物の環世界の中で生きている。時間など人間と感じ方が異なるのでは。

ハイデッガー 退屈
第一形式 何かによって退屈させられている。
第二形式 パーティーに参加している(気晴らし)のに、何故か退屈
第三形式 なんとなく退屈 ハイデッガーは、決断が必要という 國分さん、決断から第一形式へ移行するだけ。危険⚠️

人間らしく生きる 第二形式で楽しむ。パーティーには食べもの、音楽、など味わえるものがたくさんあるはず。訓練が必要。

二つ目の結論
消費ではなく浪費、贅沢を。浪費は、たくさんのものであるが限りがある。
人間らしい生、すなわち退屈との共存を余儀なくされた生をどう生きていくか。

三つ目の結論
生からはずれていくことに関わる。
人間は一つの環世界にひたっていることができず、容易に退屈してしまう。人間が人間らしく生きることは退屈と切り離せない。人が、退屈を逃れるのは、人間らしい生活からはずれた時。動物が一つの環世界にひたっている高い能力をもち、何らかの対象にとりさらわれていることがしばしばであるのなら、その状態は〈動物になること〉と称することができる。

ジン・ドゥルーズ 自分がとりさらわれるのを待っている。〈動物になること〉が発生する瞬間を待っている。

世界には思考を強いる物や出来事があふれている。楽しむことを学び、思考の強制を体験することで、人はそれを受け取ることができるようになる。〈人間であること〉を楽しむことで〈動物になること〉を待ち構えることができるようになる。

退屈と向き合う生を生きていけるようになった人間は、おそらく、自分ではなく、関わる事柄を思考することができるようになる。
どうすれば皆が暇になれるか、皆に暇を許す社会が訪れるか。

退屈の反対語 興奮 
絶えざる刺激には耐えられないのに、刺激がないことにも耐えられない。退屈する他ない方向に向かって生きながら、退屈は避けたいと思っている。


退屈を巡る矛盾は、人間というもの、あるいは、人間本性(human nature)を論じている限り解き明かすことはできない。
ある人間が、刺激を避けるにもかかわらず刺激を求めるとすれば、それは、そのようになることを強いる個人史をその人間が背負っている。退屈の矛盾に答えるためには、それまで生き延びてきた、一つの固有の歴史をもつ人間について考えなければならない。


ルソーが描いた自然人。人間本性のある側面を的確に描いている。確かに、何らの権力も拘束力も所有制度もない自然状態においては、人はそのように振る舞うのだろう。自由気ままに生きるのだろう。だが、その姿は、私たちの知っている具体的な人間と異なる。それまで生き延びてきた、一つの固有の歴史をもつ具体的人間ではないからである。

生きているならば必ず傷を負う。普遍的な現象であるが後天的。傷を負うことは人間にとって普遍的だが本性ではない。絶対に避けられない運命。

哲学はこれまで「人間本性human nature」について考えてきた。しかし、「人間の運命human fate」についても考える必要があるのではないか。
Profile Image for Erika.
2,840 reviews90 followers
May 19, 2022
昔から哲学は好きなのにソクラテス以外の哲学者の提唱した議論とかは全く頭に入っていないので、著者が一人一人ゆっくりとわかりやすく丁寧に解説してくれて分かり易かった。
また、それぞれの論を読んでいる時に頭の中に浮かんだ反論を、次のページでは著者も一緒に論じていて、私の読書中の思考の方向と、著者の書き方がぴったり一致している感じが面白い。
それと、哲学を色々な観点から論じている点も、面白い。

ここまで褒めておきながら何故星3つかというと、一読しただけでは私が100%理解できた気がしないため。
(図書館に返さないといけなかったので、自分のペースで読めなかったのと、本に線を引けなかったので)
もう一回ゆっくり読んで、評価をちゃんとつけたいと思う。
なので、とりあえずの平均星3つ。
Profile Image for Ami Iida.
547 reviews309 followers
December 27, 2020
暇と退屈を原理的に分析しています。
そこから暇と退屈を趣味へ持って行く。
趣味を十二分に堪能するいわゆる造詣が深いという境地へ達する事により暇と退屈を緩和する事ができる。
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