Jump to ratings and reviews
Rate this book

透明人間は204号室の夢を見る (集英社文芸単行本)

Rate this book
コミュニケーション能力皆無の実緒は、高校3年生の時、ある出版社の小説の新人賞を受賞する。ペンネームは「佐原澪」。デビュー当時は話題になったが、6年経った今、佐藤澪の名前を覚えている人間は少ない。実緒はデビュー以降、スランプに陥り一作も小説を書けなくなっていた。自分のデビュー作が未だに置かれている書店へ行っては、誰か手に取らないかと監視する日々。するとある日、実緒の本を手に取る大学生風の男の姿を確認する。思わずあとをつけ、彼の家を特定する。部屋の番号を確認し、ポストに手を突っこみ郵便物を抜き取ると、そこには大学からの封筒と彼の名前・春臣の文字が。それからというもの、今まで一行も書けなかったことが嘘のように、実緒は春臣のことを連想した小説を書くようになる。その小説を春臣のポストに投函することで実緒は満足感を得ていた。ひょんなことから実緒は春臣の恋人と仲良くなるが――。第三十七回すばる文学賞受賞第一作。

116 pages, Kindle Edition

Published May 6, 2015

1 person want to read

About the author

Akiko Okuda

11 books3 followers

Ratings & Reviews

What do you think?
Rate this book

Friends & Following

Create a free account to discover what your friends think of this book!

Community Reviews

5 stars
0 (0%)
4 stars
1 (33%)
3 stars
1 (33%)
2 stars
1 (33%)
1 star
0 (0%)
Displaying 1 - 2 of 2 reviews
Profile Image for Erika.
2,878 reviews88 followers
September 6, 2024
気持ち悪い。
ただただ鬱々とする。

自分の本を手に取っただけの男性の後をつけて彼の郵便ポストに短編を投稿する、とか、FB上で彼とその彼女をストーキングして、近づく、とか、遊びに来た彼らが落としてった髪を大事にとっとく、とか、彼らの性交の様子を生々しく想像するとか、車の中の会話を勝手に録音する、とか....
行動や言動も不気味で、これが性別逆だったらもっと怖くて気持ち悪い、と思ってしまう。
それに加えて、主人公が全裸で日々過ごしていて、汗や子宮口の分泌物が云々、とかも気持ち悪い。

しかも、その自分のヤバさにあまり気づかずに最後の最後まで特に反省せずに物語が終わってるのも気持ち悪い。
(陰キャも極めるとこうなるのかな、という感じではあるけれど)

謎な題名と綺麗な表紙デザインに惹かれて借りてみたけれど、無理。
気持ち悪すぎる。

(幼馴染が現在精神的にヤバくて、その同僚(友人)が、その幼馴染の事を「怖い」という時の感情を連想した。不気味で怖い。)
Profile Image for Emi.
1,003 reviews40 followers
December 26, 2022
序盤から主人公の実緒の考え方とか行動がやばくて最後までずっとそわそわしたけど、春臣、いづみと接してる時の実緒を見てると良くも悪くも純粋なんだろうなと思った。
行動はこわいけど感性が独特だし小出しの掌編は興味深いし彼女の小説はぜひとも読んでみたい。絶対好きな気がする。
Displaying 1 - 2 of 2 reviews