ビブリア古書堂の事件手帖（３） ～栞子さんと消えない絆～

by En Mikami, 三上 延

古本を売り買いしているビブリア古書堂の店主・栞子は、お店でアルバイトをしている大輔といっしょに、古本の市場をおとずれる。そこには古本がズラリ。なんとその市場で、貴重な古本が１冊ぬすまれた！　しかもそれを買い取る予定だった、ヒトリ書房の店主・井上が、ぬすんだ犯人は栞子だと言い出して!?　栞子たちは真犯人をさがすことに！　さらに井上は、行方不明になっている栞子の母親を知っているようで……？

289 pages, Kindle Edition

Published February 15, 2018

About the author

三上 延（みかみ えん、1971年 - ）は、日本の小説家。神奈川県横浜市出身、藤沢市育ち。武蔵大学人文学部社会学科卒業。大学時代は文芸部に所属。

中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で第8回電撃小説大賞3次選考を通過し、2002年に同作でデビュー。ホラー風の作品が多かったが2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネートされている。
2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』（鶴書房）」（『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録）で第65回（平成24年度）日本推理作家協会賞短編部門にノミネートされる。