Erika2,861 reviews88 followersFollowFollowJune 27, 2021本の内容が載ってないので、Amazonから引用:毎日毎日洗濯して、掃除して、ごはんを作る。それがゴールなら、わたしは誰とも恋なんかしない――。地方在住・無気力主婦の孤独をコミカルに描く「かわいい結婚」、ある朝目覚めたら女になっていた男が遭遇する世界を描く「悪夢じゃなかった?」ほか、男と女と世界のギャップを可笑しくも痛切に描きだす、注目作家・山内マリコの新境地!2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞、2012年、初の著書『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)で地方生まれ・在住女子の閉塞感と希望をリアルに描き、大きな共感と話題を集めた山内マリコの最新小説集。家事嫌いの専業主婦の日常や、男が女に変身するハプニングから見えてくる新たな世界をコミカルなタッチで描きながら、男女関係の「見えないルール」に対する痛烈な皮肉が伝わる快作!内容(「BOOK」データベースより)結婚して仕事をやめ、専業主婦になった29歳のひかり。しかし家事能力ゼロのせいで部屋は散らかり放題、ごはんはレトルト。やるべきことは山積みなのに、なんにもしたくない。夫のまーくんとは仲良しだけれど、こんなに嫌いな家事が一生続くなんて…騙された!(『かわいい結婚』)。27歳サラリーマンの裕司がある朝目覚めると、巨乳で可愛い女に変身していた。ハイヒールの痛みと男たちの視線に耐え、泊まる場所を探して身の危険に遭遇しながら、別れた彼女に会いに行くと…(『悪夢じゃなかった?』)。男と女と世界のギャップを可笑しくも鋭く描きだす、山内マリコの痛快小説集。山内マリコ作品は多分、あのこは貴族以来2作目。年が近いせいもあってか、彼女の描く女性たちはとても身近に感じる。そして、「結婚」がハッピーエンドじゃないけれど、別に墓場でもなく、それぞれの立場で悩みがある、それぞれの女性たちの悩み。それがうまく描かれていて、楽しい。今までは男性が描く女性像が多かったんだな、と改めて感じる。一人の男を取り合って掴み合いの喧嘩をする若い女性、結婚で途切れる友情…確かにあるけれど、男性が思っているほど、女性同士の友情は脆くない。男性が思っているほど、女性の会話の内容は男性のことばかりじゃない。まさに、帯にあるように、「結婚」の夢とリアルをコミカル&ブラックに描いている。あっという間に読めてしまった。が、手元に置いて何度も読みたい!と思う感じでもないので、平均で星3つ。favorite satire