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九度目の十八歳を迎えた君と

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駅のホームに君を見つけた。僕が恋した18歳の姿のままで――彼女が18歳に留まる原因を探るため奔走しながら、僕は高校時代を追想する。ほろ苦い、“青春の空回り”を巧みに描いた、注目の俊英が贈るミステリ長編通勤途中の駅で見かけた二和美咲は、あのころの、僕が恋をした18歳の姿のまま佇んでいた。それはまぼろしでも他人の空似でもなく、僕が高校を卒業したあとも、彼女は当時の姿のままでずっと高校に通い続けているという。周囲の人々は不思議に感じないようだが、僕だけはいつまでたっても違和感がなくならない。なぜ彼女は高校生の18歳のままの姿なのか。その原因は最初の高校3年生のころにあるはずだと、当時の級友や恩師のもとを訪ね、彼女の身に何が起こっているのか調べ始める。気鋭の作家が描く、心締めつけられる青春と追想のミステリ。解説=若林踏

292 pages, Kindle Edition

Published November 20, 2020

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Akinari Asakura

26 books8 followers

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Profile Image for Erika.
2,847 reviews90 followers
August 19, 2021
大人になるのが怖い。
けれど大人になっても嫌な事ばかりじゃない。
年齢という本人にはどうにもならない事で判断されるつらさ。
そして青春期の空回り。

読みやすく、登場人物の言動もクスっと笑えるところが多かった。
作家が同年代だから、女性の口調も変に女性的じゃないからかな?

けれど、最後がちょっと残念。
いや、「年齢の呪縛」という観点からみるとばっちりな終わり方ではあるんだけれど。
それと、この作家の作品は六人の嘘つきな大学生しか読んだ事ないが、この本でも同じように、ちょっと違和感を感じた箇所という伏線がちゃんと最後に無理なく説明されているのが気持ちよかった。
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