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その扉をたたく音 (集英社文芸単行本)

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本屋大賞受賞『そして、バトンは渡された』著者の新たな代表作! 音楽と人が生み出す、たしかな希望の物語。29歳、無職。ミュージシャンへの夢を捨てきれないまま、怠惰な日々を送っていた宮路は、ある日、利用者向けの余興に訪れた老人ホームで、神がかったサックスの演奏を耳にする。音色の主は、ホームの介護士・渡部だった。「神様」に出会った興奮に突き動かされた宮路はホームに通い始め、やがて入居者とも親しくなっていく――。人生の行き止まりで立ちすくんでいる青年と、人生の最終コーナーに差し掛かった大人たちが奏でる感動長編。

161 pages, Kindle Edition

Published February 26, 2021

3 people want to read

About the author

Maiko Seo

31 books10 followers

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42 reviews
January 15, 2025
29歳にして無職で目指しているミュージシャンへの情熱も薄れつつある主人公宮路。老人ホームにギターを弾きに行った日を境に始まる人との繋がりや別れの経験から見える成長を見るのが楽しかった。また宮路の優しく素直な性格で憎めないキャラクターで、応援したくなった。
普通の生活がベースで特に大きな展開などはなかったけど、最後の方にかけて読み続けてよかったとなったのでこの評価。
34 reviews
December 20, 2025
29歳にして無職で目指しているミュージシャンへの情熱も薄れつつある主人公宮路。老人ホームにギターを弾きに行った日を境に始まる人との繋がりや別れの経験から見える成長を見るのが楽しかった。また宮路の優しく素直な性格で憎めないキャラクターで、応援したくなった。
普通の生活がベースで特に大きな展開などはなかったけど、最後の方にかけて読み続けてよかったとなったのでこの評価。
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