COOKIEHEAD35 reviews5 followersFollowFollowJune 4, 2023「かけがえのない他人、は、まどかにとって特別な意味を持つ言葉だ。ホットケーキを食べたりおてがみを送ったりするような普遍的なことをしていても世界がきらめいて見えるような、他の人では、代替不可能な関係のことを、かけがえのない他人同士と名付けていた。ぐりとぐら、がまくんとかえるくんのような二人組に憧れていた。子どもじみた言い方をすると『最強の友だち』だったが、それは友だちの延長線上にあるようで、ないような気もした。」(P.25)「元日は、父の実家で過ごしている。今の大きなテーブルを囲んで、祖母が昔から懇意にしている寿司屋の特上寿司を食べるのが松井家の決まりだった。上座の、四年前に亡くなった祖父の席には誰も座らず、そこから近い席に祖母と、長男である父と、次男の叔父が座り、叔母、まどか、まどかの母親が座っている。母が厨房と居間を行ったり来たりしているので、まどかの右肩は少し寒い。」(P.34)「早く冬休みが明けて、女子校に帰れることを願った。自分より小さくて脂肪がついている、明らかな女のかたちをした生き物ばかりがあふれた世界で、異物としてでもいい、かりそめの男性として担ぎあげられるとしても、ただのまどかとしてずっと生きていたかった。」(P41)「まどかは当事者性なんて一つも持っていなかった。身体的特徴と食生活以外に、その属性の枠組みの中にいる人とまどかが共有できることはほとんどなく、世の中が想像する属性のイメージとも適合しないのに、まどかへ向けられる態度は、その属性への対応として推奨されるものばかりだった。」(P.66)「でも『少数派』として生きている、少数の、派閥の、を作れたその人たちは、現実世界には味方が一人もいないとしても、誰かとつながれている時点で、まどかから見たらじゅうぶんにいっぱいに見えた。」(P.72)japanese-qpl
Ryo143 reviews8 followersFollowFollowNovember 3, 2023書名N/A指的是:Not applicable(不符所需的人)本書的主角覺得自己跟這個世界有那麼點格格不入,在我看來也許是因為青春期的關係,正值青春的少男少女們,對於自己的定位、自己是個怎樣的人,以及自己的未來,都處於一種模糊不清的狀態,很容易因為他人的一句話而走心,正處於這個階段的主角,始終在尋找真正的自己。在故事裡,女主角做的很多事都是可以被這個社會上標籤,像是因為不想要有生理期,刻意讓自己體重過輕而節食,被視為患有”厭食症”,還有想找到「無可取代的人」(類似靈魂伴侶的角色),而嘗試與學姐交往,反而被朋友認為是”LGBT”的一員,這些就是在她身上的標籤,而我們社會也是給這樣給人貼上標籤的。當人們試圖理解他人時,會賦予對方某種屬性,並嘗試為他們寫下註解,形成像是虛構人物般的存在。因此,我們用來評價某人的字詞通常只是人類社會自行定義出來的詞彙。這本書的篇幅非常短,大概2個小時就能看完。 內容簡潔,對白很日常,很像高中女生的murmur,也可以看得出來作者是新手,但並不影響閱讀的體驗,中間有幾段特別莫名其妙,不過好在結局的斷點我蠻喜歡的。最後,我覺得主角並非是那種不知道自己要什麼的人,實際上她是非常有個性的人,我想她是在意大眾看待自己的眼光,所以不敢說出自己真實的想法,不過通常到畢業後就會開始認真做自己了。😎
lewisian73 reviews4 followersFollowFollowDecember 5, 2025こんなに共感できる本だとは思わなかった。でも、私に必要な一冊だった。「〇〇の人」じゃなくて、ただ単に「ぐりとぐら」、「がまくんとかえるくん」みたいな、そんな特別で最強の二人、「かけがえのない他人」になりたいだけなのに。凄く分かる。「少数派」だったらまだ派閥があるけど、どこにも自分と同じように、ただフラットに同じ時を過ごしたいと思ってくれる人がいない辛さ。誰とも根本的な部分で分かり合えないやるせなさ。「一人の人」として自分を見て欲しいだけなのに、「自分」に付随してくる色々な外見的、社会的属性で割り切られて、理解された気になられて、その相手が思っている「自分」から逸脱した時に勝手にガッカリされる重苦しさ。そんな気持ちも、いつしか諦めと共に忘れられてしまうのだろうか。私も、「分かる」と思っているだけで、本当は他人とは一生「分かり合う」なんてことは出来ないのでは無いだろうか。
Asuka324 reviewsFollowFollowMay 15, 2023The atmosphere is neat but nothing really happens and it suddenly ends. The author has unusual style of describing things.
Kai-Te Lin226 reviews21 followersFollowFollowDecember 21, 2023大概一小時就可以讀完,看的時候很驚訝這麼小、輕、抗拒正面上升以及青澀的書寫會入選芥川賞,證明日本文學出版還是很多元和大膽的。japan
Alistair531 reviews16 followersFollowFollowMarch 23, 2024希望對方能看到我這個人,而不是看到我這種人,不想消失;想對那個人說話,而不是說出對那種人的話,最後的結果是沉默。能說出謝謝,能接受只說得出謝謝的自己,是長大了嗎?This entire review has been hidden because of spoilers.
Emi1,000 reviews40 followersFollowFollowNovember 5, 2023すごくいまの時代の小説だなと思った。社会の中で生きていると、無意識にカテゴライズしたりされたりが他人に対しても自分に対してもあると思う。でもそのカテゴライズは個性を無視しがちで、属性が合っていれば安心できるものなんだろうけど、合ってないと違和感が募るばかりでいき苦しくなる。日本語で読んだ本