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入門 統一プロセス

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昨今の開発プロセスの短納期化は開発者に大きな負担を強いている。成果物の品質も劣化し、顧客の満足度も低いものになっている現状では、開発プロセス自体の変更が余儀なくされている。

本書は、このような状況のなかで登場した新しい開発手法、統一プロセス(Unified Process:UP)の特定バージョンであるRUPについて解説したものだ。UPは顧客要求を実際のソフトウェアシステムに変換するためのフローであり、UMLと密接に関わっている。

本書は入門書という位置づけであるため、UPについての歴史的な流れの説明や基本部分の解説や、UPの定義する要求、分析、設計、実装、テストのワークフローの説明、そして、プロセスの定めるフェーズのうち方向づけ、推敲、作成のフェーズについて解説を行っている。最後に移行のフェーズを独立して取り扱っている。全体はインターネット書籍販売システムを例に一連のワークフローを解説する形式になっているので、どのようにしてUPを適用していくかを具体的に理解できるだろう。本書は『入門UML』と密接にリンクしており、本書で扱われるUMLの概念についてはすべて『入門UML』に委ねられているので、できれば2冊併用するのが望ましい。付録としてRUPの概要解説、XPとRUPの比較、ICONIXプロセスの解説がなされている。

UMLはソフトウェアデザインとして標準的な地位を築きつつある。UMLに則った開発フローであるUPは従来のフローよりも親和性が高く変化につよい柔軟な開発を行うことができる。本書では概念的な解説が中心であり、また開発のマネジメントについては扱っていないため、すぐにUPを開発に生かすことは難しいかもしれないが、UPのフローをつかむことはできるだろう。

167 pages, Hardcover

First published December 6, 2001

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Kendall Scott

12 books

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Displaying 1 - 1 of 1 review
Profile Image for Conlon Michael.
Author 1 book3 followers
July 6, 2026
The book is okay. The unified process is not. Prctitioners and managers were looking for a process for developing software. Consulting companies and others with internal processes could produce software, but others struggled. Research computing was often done by small groups (1-3). A process might help. But this wasn't it. Too much overhead, not enough focus on what mattered -- requirements on the front-end and testing throughout the development process.
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