十津川警部「目撃」

十津川警部

by Kyōtarō Nishimura

政財界を巻き込んだスキャンダルに、十津川警部が挑戦する！　事件は、東京の高級マンションと、宇奈月温泉のトロッコ電車から始まった。いずれも青酸を注射されて殺されたのだ。両方の事件の被害者に共通するものは何か？　捜査の指揮を執る十津川警部は、事件の背後に政財界の大物の存在を知る。しかし、その政治的影響力を考えると、うかつには手が出せない。だが、犯人たちの魔手は、次のターゲットを狙っている。残された時間は少ない。十津川警部の懸命な捜査が続く……。

Paperback Shinsho

First published March 31, 2004

About the author

Kyotaro Nishimura (pseudonym of Kihachiro Yajima, born 6 September 1930 in Tokyo, Japan) is a Japanese writer of mystery stories. Nishimura is best known for his "train series" mysteries. He won the Mystery Writers of Japan Award in 1981 for The Terminal Murder Case.