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裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち

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それは、「かわいそう」でも、「たくましい」でもない。この本に登場する女性たちは、それぞれの人生のなかの、わずかな、どうしようもない選択肢のなかから、必死で最善を選んでいる。それは私たち他人にとっては、不利な道を自分で選んでいるようにしか見えないかもしれない。上間陽子は診断しない。ただ話を聞く。今度は、私たちが上間陽子の話を聞く番だ。この街の、この国の夜は、こんなに暗い。――岸政彦(社会学者)沖縄の女性たちが暴力を受け、そこから逃げて、自分の居場所をつくりあげていくまでの記録。

Tankobon Hardcover

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Profile Image for Nami Koki.
37 reviews
August 4, 2023
悲しいけど、酷いけど、たくさんの人に読んでもらって今の沖縄の現実を知って欲しいと思う。ほとんど同い年の少女達が、おそらく同じ地域、もしかすると同じ中学校の女性らが経験して来た事と考えたら涙が止まらない。自分にできる事はなんだろう。偏見を捨てて物事をみる事、丁寧に人の話を聞く事。からやっていこうと思う。
48 reviews
February 23, 2022
沖縄の言葉を知らない自分にとって、沖縄の言葉(注約あり)で書かれた聞き取りはどんなイントネーションや雰囲気で話されていたのだろうと不思議で仕方がなかった。偶然、後日りゅうちぇるのYouTubeで、もしも自分が沖縄のヤンキーだったらというテーマのコントを投稿しており、ここまでも言葉が違うのかと驚きつつ、こういう感じで話していたのかなと想像を膨らませることができた。
DV気質の男性が、妊娠させてしまった少女と別れる際、自分の高校の先輩である彼女の兄に謝罪に行ったという記述があり、相手の気持ちよりも先輩後輩の体裁を優先させたという事実に悲しくなった。少女のことを、自分が月日を重ねて関係を築いていたパートナーというよりも、ただ自分の欲望の捌け口という扱いをしていたというのが伝わってきた。
聞き取りを行った少女たちが、中学生〜高校生の頃から暴力や性犯罪に晒される生活を送っていたのが、本当に辛くて、そんな日常があるなんて信じたくなかった。親を含めた身の回りに頼れる大人や社会的システムが存在するのか、成長を続ける上で必要なものを手に入れるためのお金があるのか、というのは改めて大きな要素であることを実感した。
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