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クローゼット

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「少しずつの生きにくさを抱えたひとたちの、拠りどころであり、またそこから出て行くことのできる場所。それは確かに存在するのだ。この本を読み終えたあとの、ひとりひとりのこころのなかに。」  作家・谷崎由依 (解説より)十八世紀のコルセットや手編みのアンティークレース、1950年代のバレンシアガのコートにディオールのドレス、現代のファストファッションまで、およそ一万点の衣装を収蔵する服飾美術館で、洋服補修士として働く纏子(まきこ)。彼女は、幼い頃のある事件のせいで、大人になった今も男性恐怖症を抱えている。一方、デパートの婦人服売り場内のカフェでバイトをする芳(かおる)もまた、男だけど女性服が好きというだけで、傷つけられた過去があった。ある日、デパートでの特別展示を機に出会った纏子と芳。でも二人を繫ぐ糸は、遠い記憶の中にもあって……。服飾美術館を舞台に、洋服の傷みと心の傷みにそっと寄り添う、新たなお仕事小説。◆舞台である服飾美術館のモデルとなった、京都服飾文化研究財団(KCI)キュレーターの筒井直子氏と、千早茜氏による『クローゼット』文庫化記念対談を特別収録。◆解説・谷崎由依氏(作家)◆主な登場人物紹介纏子(まきこ) :青柳服飾美術館の洋服補修士。幼い頃のある事件で男性恐怖症となる。芳(かおる) :デパート内カフェ店員。外見も要領もよいが、女性服が好きでそれゆえに傷ついた過去がある。晶(あきら) :青柳服飾美術館の学芸員。纏子の学生時代からの友人で、常に彼女を守ろうとする。高木 :現代ファッション担当学芸員。アフロヘアーで柄物ばかり着るので、陰で柄アフロとあだ名される。雛倉さん :金髪おかっぱ、真っ赤な口紅が似合う初老の補修士。青柳服飾美術館補修室のボス的存在。

304 pages, Paperback Bunko

First published February 27, 2018

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Akane Chihaya

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Profile Image for Luna.
215 reviews
November 3, 2024
読んでいて2人の主人公のうち誰の視点で書かれている文章か、わかりにくかった。ストーリーもありきたりで、あんまり心が動かされるくらいの私の期待していたものではなかった。
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