太平洋の試練〈上〉―真珠湾からミッドウェイまで

by Ian W. Toll, イアン・トール, 村上 和久 (Translator)

山本五十六は言った。「あれで、真珠湾をやれないかな…」戦争の勝敗は、戦艦を中心とする艦隊が一気に敵を殲滅する海戦で決する。古今東西の海戦を研究したアナポリスの教官が書いた一冊の本が日米両海軍の理論的支柱となった。ところが、日本海軍に生まれた一人の異端児が、その教義に根本的な疑問を抱き空母の艦隊による航空一斉攻撃という革命的手法を発案する。米主要紙絶賛、米国の若き海軍史家が描く「日本が戦争に勝っていた一八〇日間」。

458 pages, ebook

Published February 1, 2016

About the author

Ian W. Toll, is the author of Pacific Crucible: War at Sea in the Pacific, 1941-1942 and Six Frigates: The Epic History of the Founding of the U.S. Navy, winner of the Samuel Eliot Morison Award and the William E. Colby Award. He lives in San Francisco and New York.