Kosuke Kamiya62 reviews3 followersFollowFollowAugust 13, 2020感想「芸術は、飾りではない。 敵に立ち向かうための武器なのだ」これはピカソの名言であるが、今回もこの名言が立証された一作だと感じた。未発見だったジャクソンポロックの大作「ナンバーゼロ」を巡ってアート義賊団のanonymeとゼウスの集団の対決が描かれている。こんぐらい隙間があった方がフィクションって分かるな。今回も原田マハさんの得意のアート小説であり、読んでいるだけでワクワクしてくる。こういう世界を見るとお金持ちになってみたいなと切に思うし、どうにかしてアートを仕事にしてみたいなぁと思うけど、一端の読者がそんなことできるわけないか。風神雷神ほど美術史に寄っていないので、小説としてスムーズに読めた。原田マハ作品の中でも上位に入るな。
hana128 reviews10 followersFollowFollowAugust 28, 2020大好きな作家の一人で、衝動買いした中の一冊。『楽園のカンヴァス』が1番好きな作品なのだが、『アノニム』も同じように現代を生きる人々と美術作品が繋がっていくのが好きだった。スピード感と現代美術、若い登場人物と今を取り巻く状況。少しだけ青春小説のような感じもして、美術に親しみがなくとも気軽に読めるのではないか。知らなかった職業、オークショニアについてとオークションの裏側が非常に面白かった。意志を持った女性たちと、登場人物たちが友達のような、仕事仲間のような、不思議な関係性にワクワクさせられる。
vay May18 reviews2 followersFollowFollowOctober 26, 2020これは、他の作品に比べてあまり入り込めなかったです。オークションのことや、現代アート、抽象画について見聞を広げることができる作品で、興味深い内容ではありましたが、、( ; ; )エンターテイナーにしては、ストーリーに起伏がなくて退屈な部分も多く、サスペンス要素っぽいところも少しあったように感じますが、中途半端な感じで終わってました。そして登場人物が結構でてくるのですが彼らに別名があったりしてそれぞれの人物像を築く間にストーリーがおわってしまいました。個人的にはあんまり、おもしろくなかったです。