Akiko Koide44 reviewsFollowFollowFebruary 6, 2026精神科医として高齢医療に30年以上携わり、2,000枚以上の高齢者のCTやMRIを観た経験があるという和田秀樹先生の書。平易な文章でサラッと読める。これが出版するところは、新しい情報だったのかもしれないが、今となっては、巷にある情報だと言う感想は拭えない。新しい情報を得ると言うよりも、同じことを別の言葉で説明されることにより、自分の脳の中の記憶の呼び起こしと行動へのきっかけとなる本だと思った。病は気からはないが、老も気から。習慣化された行動だけをしていると老いが進む。行動することの重要性。保続は危険。人の、そして自分自身の行動意識を振り返り、楽しく時を過ごすコツの様なものが、例を出しながら列挙されている。1960年生まれの男性だからか、精神を健康に保つために刺激を得る事の重要さを語りながら、例に何度もキャバクラが出るのには閉口した。一方で、先生の臨床の中での経験から発言されていると解釈すると、なかなか興味深いと思った。