Erika’s Reviews > トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 > Status Update

「事務所衛生基準規則」で、同時に就業する、女性従業員20人以内ごとに1つ以上、男性従業員30人ごとに小便器1つ以上、60人ごとに大便器1つ以上、と決められてる！へぇええええ。

その先の記憶は飛んでいる。気が付いたときには私はホームに座り込んでいて、夫はもう。

........夫がどうなったのか明確に書いてないのが、詩的。行間で語る。
さっきまで阿保っぽい話読んでたのに、ここは180度違う。

日本国民１億2000万人の尻が狙われているのを承知の上の発言かな

ｗｗｗｗｗｗ

「OSIRIS」はオープンソース型AIであり、各IOT（インターネット・オブ・トイレ）搭載のAI「OSIRI」をニューラルネットワーク型に接続し、人類の尻に関する知恵と英知をデータベース化した「OSIRI」の集合体が「OSIRIS」なのである。


ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗこういうダジャレ好きｗｗｗ

わぁ、主人公人間かと思ったら子猫！
マンホールの下の梯子の位置が高すぎるで「あれ？」と思ったし、ネズミに関して「ヨダレが出るほど貴重な存在」って言ってて違和感だったんだ。

さっきまで読んでた「三階に止まる」短編集の「黒い方程式」（トイレの中で殺虫剤と間違えて多剤耐性の新型ペスト菌をスプレーしちゃって夫にトイレにそのまま閉じ込められた妻と、閉じ込める羽目になった夫の話）も、この短編集の一部だと一瞬記憶違いしてしまったが、違うわ。
けど、この作品集も、「トイレ」というキーワードが一貫してるだけで、意外と怖い話とか殺伐とした話とかあって、驚く。ヨシタケシンスケの挿絵で子供向けと脳みそが勘違いしちゃうけど。

お。
著者は1985年生まれなのか。