Carlo Zen's Blog
April 14, 2018
読んだご本を紹介するよ! パート2
拝啓前略以下省略(´・ω・`)
皆様一人一人にとっては、『どんなご本よんだのー』とか、『参考にした本はありますかー』とか初出のご質問でせう。
大変申し訳ないのですが、聞かれる側にとっては頻出のご質問なのでございます(´・ω・`)
ちゅいったーらんどでは繰り返し呟いているんですが、度々なんでこっちにもリンクを置いておきますね。
100本ノック一年目
100本ノック二年目
こんな感じです。
なおここまで去年のコピペ(´・ω・`)
時間がたつのは早いなぁ……。
三年目はこちらになります。
100本ノック三年目
今年も、六か月後ぐらいにまたやれるといいですね……。
時間とって、インプットしないと直に知識が陳腐化してしまう……。
楽しいけど、辛い。でも、楽しみ。
おわり。
皆様一人一人にとっては、『どんなご本よんだのー』とか、『参考にした本はありますかー』とか初出のご質問でせう。
大変申し訳ないのですが、聞かれる側にとっては頻出のご質問なのでございます(´・ω・`)
ちゅいったーらんどでは繰り返し呟いているんですが、度々なんでこっちにもリンクを置いておきますね。
100本ノック一年目
100本ノック二年目
こんな感じです。
なおここまで去年のコピペ(´・ω・`)
時間がたつのは早いなぁ……。
三年目はこちらになります。
100本ノック三年目
今年も、六か月後ぐらいにまたやれるといいですね……。
時間とって、インプットしないと直に知識が陳腐化してしまう……。
楽しいけど、辛い。でも、楽しみ。
おわり。
Published on April 14, 2018 17:18
December 24, 2017
年末進行逃避日記
ああ、言ってしまった。これでは、ポリティカル・コレクトネス違反です。
正しくは、ハッピー・ホリデーズですものね。
とまぁ、なんか、他人に慮って優しくなろう! という動き。
本質じゃなくて画一化された表層だけを抉る言葉狩りになるのってどうなの……?
難しいだけに、もう何が何だかさっぱりです。
年を取ったのか、綺麗さっぱり忘れたい所存。
現実逃避気味に、YouTubeとか見ちゃうよ、これ。
そういえば……最近、すごい素敵ですよね。
バーチャルなユーチューバーのストロングゼロ的な月の方。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
カルロ・ゼンです。
ラノベ書いて、ラーメンを啜って、カフェインを愛する高等遊民志願者です。
今日は、なんか、今年中に感じていたもやもやを整理してみまする(´・ω・`)
作家やってますーみたいなことを、聞きつけた友人・知人・誰かのご紹介数人から『自分も作家になりたいんだけど……』なんていうご相談を散発的に受けていますた。
※別に自分では言いふらしていないんですが、おもらし野郎はいるんですね。HOLYピー!
んで、おぼろげな記憶だとこんな具合に。
※漫画家さんになりたいってのはカウントしてません。
・一月頭のお正月、
・四月ごろの新年度、
・五月病が蔓延するシーズン
・夏休み終わり時期の某所
・十二月末←NEW
時期的には、ちょっと社会人が時間に余裕を得て『ちょっと考えてみようかな……』なんてなるんですかね。
当然、ご相談持ち掛けてくる方も十人十色というか、五人いればそれぞれ違いもたくさん。
内訳は
作品を書いたことがない猛者(一名)、
読ませるのはちょっとな方(二名)、
書いたものを持って来て下さる方(二名)
書きたいものも、ジャンルも、個性も全然違うのは分かるんですが……なんか皆さん共通している点が最低でも一つだけあったのでペンを取りました所存。
ずばり、 『新人賞狙い』+『WEB小説軽視~蔑視』 (個人差あり)。
だいたい、お話の中で必ず感じるところ。
自分が違和感を抱く大問題点。(´・ω・`)
一昔前であれば、『理想郷』か『なろう』で、今であれば『カクヨム』とか新しいところも色々とWEB小説のプラットフォームにありますよー。最初であれば、取りあえず何はともあれ『なろう』とかで『読んでみる/書いてみる』とかいかがでしょうか?
なんていうと、良くてキョトン(この前)、悪いと嫌な顔されること(たくさん)です。
反応を分類するとこんな感じに。
・特に問題ないパターン
『ごめん、良く分からない』
『あれは、文学も投稿していいの?』
→なんか、説明したら行ってくれそうなのでOK
~~~~~~良識の壁/見せたくないよ組~~~~~~~
『なろう系じゃないんですよ!』
『プロになりたいんであって、趣味の延長じゃないんですよ?』
『WEBの人間に、自分のが分かるとは思わない』
『ちゃんと読んで欲しいから、WEBは嫌』
~~~~~~人間の壁/大作家先生編~~~~~~~
『そうやって、ライバルを減らすつもりですか?』
最後の論外は別として、WEB小説=粗製乱造みたいな印象の方、多すぎませんかね……。
新規参入をご検討であれば、ちゃんとリサーチしないと後が怖いですぞ(´・ω・`)
出版点数が激増しているので、青田刈りやらレッドオーシャンやらっていう議論であればまだ分かるんですが……。
『新人賞』で『デビュー!』って、一本の道ではあります。
けど、ただ唯一の道じゃ……と僕なんぞは思います。
自分、新人賞貰ったことがないです。
勇者の中の勇者書籍部に幼女戦記ってタイトルで拾われて、そのまま野良でデビューです。
好き勝手にWEBで練習とも意識せず練習してきました。
習作、今読むと拙い限り……。でも、向上と進歩もみれてとちょっとうれしい。
『完璧なデビュー作』幻想というか、『完璧なものができてから、人前に』っていうあの心理は……。
それ、原稿が書けなくなっちまうやつじゃないですかー……。
この点、匿名でも始められるWEB小説、空間としては最高だと思うんですけれどもね。
剣術じゃないんですけれど、素振りだけじゃ限界がありません?
宮本さんって剣豪だったかな、勝手に殴り込んで試合した人もいたじゃないですか。
道場の仲間と試合形式で練習したり、大会に参加してみたりと同じでは?
なんてことを徒然なるままに。
あとは、無料相談を続けていると無限に来そうなのがあれげ(´・ω・`)
以後はマネタイズすることを真剣に検討中なうぐらいですかね……。
さて、今度こそはThey Are Billionsで生き残らなければ……。
Published on December 24, 2017 08:39
May 4, 2017
読んだご本を紹介するよ!
拝啓前略以下省略(´・ω・`)
皆様一人一人にとっては、『どんなご本よんだのー』とか、『参考にした本はありますかー』とか初出のご質問でせう。
大変申し訳ないのですが、聞かれる側にとっては頻出のご質問なのでございます(´・ω・`)
ちゅいったーらんどでは繰り返し呟いているんですが、度々なんでこっちにもリンクを置いておきますね。
100本ノック一年目
100本ノック二年目
こんな感じです。
おわり。
皆様一人一人にとっては、『どんなご本よんだのー』とか、『参考にした本はありますかー』とか初出のご質問でせう。
大変申し訳ないのですが、聞かれる側にとっては頻出のご質問なのでございます(´・ω・`)
ちゅいったーらんどでは繰り返し呟いているんですが、度々なんでこっちにもリンクを置いておきますね。
100本ノック一年目
100本ノック二年目
こんな感じです。
おわり。
Published on May 04, 2017 06:52
December 30, 2016
いちねんのまとめ
1:幼女戦記アニメ化します。年明けには放送のため、不安と期待で挙動不審になっていますが、よろしくお願い致します。
2:約束の国、完結します。4巻が年明けにはでます。よろしくお願い致します。
3:コミック、すごい早いペースで売れていて、負けてられないなぁと思いました。
はい、いちねんの仕事関連まとめ終了。
皆様、来年もよろしくお願いします。
あとは、今年を振り返って適当に。
①物書き・イラストレーターの先生方にお願いしたいこと。
(ぶっちゃけ、我儘なのかもしれませんが)
よろしければ、なにとぞ、なにとぞ。
pixivとかTwitterとか、個人HPとかのアカウントを紐付けしてください(;∀;)
例えば、このブログ。
プロフィール欄にTwitterのアカウントが記載されておりまする。
Twitterのところでは、プロフィール欄にこのブログのリンクがひっそりと貼ってあります。
一応、Twitterのアカウントは本やら何やらに乗っけているので成りすましじゃないよーってわかります。
(編集さんとかだと、星海社さんみたいに、会社のHPにTwitterアカウントとかあるとわかりやすくてとても良い感じ。)
この辺、面倒かもしれませんが……なにとぞ。
②アニメのお仕事を振り返って
放送までもうちょっとなので、色々と関心を抱いていただけることに感謝しつつ、一つだけお詫びとお願いをば。
公開情報以外のことを聞かれても、自分の独断では申し上げられないんですよ……(´・ω・`)
一番新しいのだと、PDさんのインタビューがありました。こちらをご確認くださいませ。
私一人で書いているならばいざ知らず、大勢の人と協力して物事を進めてるんです。
ご理解いただけると幸いです。
というわけで、現時点でいえることは次の通りです。
・せいゆうさんしゅごい
・スタジオのお茶、おいしい
・カフェイン(`・ω・´)
③指、腰、目
昔の私は思っていました。
キーボードなんて、どれも同じ。
椅子? 座れればいいでしょ?
モニター? 別に違いなくない?
なんて、全部、間違いだったんですよ(´・ω・`)
嘘だと思うならば、どなたでも結構です。
土日の二日ぐらいでよいので、朝から晩までパソコンの前に座ってみましょう。
とにかく何か書き続けてみてください。
私はナウでフレッシュな若造ですが、若さにだって限度はありました……。
指を襲う腱鞘炎、眼精疲労からくる頭痛、腰に●~*。
モニター・椅子・キーボードは、ちょっと長時間付き合うやつだと思って選びませう……。
④連帯への感謝
分からないことがあったら、ご相談させていただける同業の先生方に厚く御礼申し上げます。
⑤同業ライバルの現実さんに負けない
Fact is stranger than fictionって精神を体現している『現実』とかいう方がいらっしゃるらしいのです。
(お会いしたことはないのですが、たぶん、同業他社さんなのかな?)
信じられないほど、突飛な設定を説得力のある構成でぶっこんでくる方なんですよ……(;∀;)
負けてられないので、来年はさらに励む所存。
抱負みたいなものですね。
では、来年も、皆さま、宜しくお願い致します。
カルロ・ゼン拝
2:約束の国、完結します。4巻が年明けにはでます。よろしくお願い致します。
3:コミック、すごい早いペースで売れていて、負けてられないなぁと思いました。
はい、いちねんの仕事関連まとめ終了。
皆様、来年もよろしくお願いします。
あとは、今年を振り返って適当に。
①物書き・イラストレーターの先生方にお願いしたいこと。
(ぶっちゃけ、我儘なのかもしれませんが)
よろしければ、なにとぞ、なにとぞ。
pixivとかTwitterとか、個人HPとかのアカウントを紐付けしてください(;∀;)
例えば、このブログ。
プロフィール欄にTwitterのアカウントが記載されておりまする。
Twitterのところでは、プロフィール欄にこのブログのリンクがひっそりと貼ってあります。
一応、Twitterのアカウントは本やら何やらに乗っけているので成りすましじゃないよーってわかります。
(編集さんとかだと、星海社さんみたいに、会社のHPにTwitterアカウントとかあるとわかりやすくてとても良い感じ。)
この辺、面倒かもしれませんが……なにとぞ。
②アニメのお仕事を振り返って
放送までもうちょっとなので、色々と関心を抱いていただけることに感謝しつつ、一つだけお詫びとお願いをば。
公開情報以外のことを聞かれても、自分の独断では申し上げられないんですよ……(´・ω・`)
一番新しいのだと、PDさんのインタビューがありました。こちらをご確認くださいませ。
私一人で書いているならばいざ知らず、大勢の人と協力して物事を進めてるんです。
ご理解いただけると幸いです。
というわけで、現時点でいえることは次の通りです。
・せいゆうさんしゅごい
・スタジオのお茶、おいしい
・カフェイン(`・ω・´)
③指、腰、目
昔の私は思っていました。
キーボードなんて、どれも同じ。
椅子? 座れればいいでしょ?
モニター? 別に違いなくない?
なんて、全部、間違いだったんですよ(´・ω・`)
嘘だと思うならば、どなたでも結構です。
土日の二日ぐらいでよいので、朝から晩までパソコンの前に座ってみましょう。
とにかく何か書き続けてみてください。
私はナウでフレッシュな若造ですが、若さにだって限度はありました……。
指を襲う腱鞘炎、眼精疲労からくる頭痛、腰に●~*。
モニター・椅子・キーボードは、ちょっと長時間付き合うやつだと思って選びませう……。
④連帯への感謝
分からないことがあったら、ご相談させていただける同業の先生方に厚く御礼申し上げます。
⑤同業ライバルの現実さんに負けない
Fact is stranger than fictionって精神を体現している『現実』とかいう方がいらっしゃるらしいのです。
(お会いしたことはないのですが、たぶん、同業他社さんなのかな?)
信じられないほど、突飛な設定を説得力のある構成でぶっこんでくる方なんですよ……(;∀;)
負けてられないので、来年はさらに励む所存。
抱負みたいなものですね。
では、来年も、皆さま、宜しくお願い致します。
カルロ・ゼン拝
Published on December 30, 2016 00:29
November 14, 2016
カフェイン的大学生活のススメ
おはようございます。今晩は。はたまた、こんにちは!
カルロ・ゼンです。
どうも、私がTwitterでこぼしているつぶやきから
私の大学に関する呟き(9割がたルサンチマン)に
インスピレーションを受けた……などと称する
非常に心配なお客様より『大学生活のススメ』とかいうことを伺われました。
たぶん、騙されやすいお方なんでしょうね。
物事を疑うことを強くお勧めします(´・ω・`)
というか、なんだって、こんな時期に大学生活のススメを……と思えば世間様では『指定校推薦』とかいうのがあるんですねぇ……。
そんな高校生さんもいるのかと思うと、なんとも、驚きです。
とはいえ、とはいえ、私も昔は先輩やら誰やらにお世話になっている身。
ここはひとつ、世間知らずな前途有望な若い人々をダメな道に引き込むことで、後生畏るべしとつぶやかずに済むようにスポイルしてしまいましょう(˘ω˘)
①大学に入る前にやるべきこと
戦争と同じで、大学生活も準備がすべてです。
従って大学に入る前にあなたは事前計画を策定し、万全の状況で大学生活とエンゲージしなければなりません。(PDCAサイクルをお忘れなく)
とはいえ、まずはそのためにも情報を収集しなければなりません。
百聞は一見に如かず。
ずばり、申し上げましょう。
『大学の講義、見てみなよ(˘ω˘)』
よく、大学のパンフレットを見て~etcとありますが、それは『大学が皆さんに見せたい大学の姿』です。
もちろん、クレムノジーのように公開情報をもとにコツコツと分析を行う手法もありますが……威力偵察というオプションが可能であれば、やってみるに越したことはないんじゃ……。
というわけで、実際の講義やゼミ(若しくはラボ)を見学してみる方が極めて迅速です。
やりかた? それぐらい自分で調べれば……といいたいところですが、まぁ、大学のことがわからないと不安ですよね(´・ω・`)
一番確実なのは、高校なり塾なりの先輩を通じて案内していただくことでしょうか。
そこから、先生にお願いして許していただけば……というところですね。
これらとは別に、(大学のポリシー次第のところもありますが)見学を受け入れてくれるところもあります。
まー極端なことを言いますと、別に、いかなくてもいいんです。
ただ、雰囲気を掴んでおくと後々、何かと楽ですよと。
これは、今の時期だからこそできることでもありますね(´・ω・`)
(講義が終わったり、試験やら入試やらで大学がドタバタする前ですから……)
それ以外ですと、大学と高校の違いに留意しておくべきぐらいでしょうか。
ぶっちゃけましょう。
高校生は規則正しい生活を維持することは、とても簡単だと信じています。
私に言わせていただければ、噴飯ものの幻想でしかありません。
大半の大学生は、1限は出席が難しいと本気で信じている節すらあります。
自分を過信しすぎないことを、強くお勧めですね(˘ω˘)
もちろん、あなたが鋼鉄のごとき規律で自律するというならば、申し上げるべきことは何一つありませんが。
②カフェイン
カフェインは、とても大事です。具体的には、大学周辺の喫茶店等のことになります。
街の雰囲気を掴んだり、『行きつけ』を作ったりするうえでこの手のお店は極めて有意義です。
(とりわけ、アルコールがNGな未成年の学生さんでも『行きつけ』となることができるので)
チェーン店とは違うお店がおすすめですぞ(˘ω˘)
たまに教授の行きつけだったりして、泣く泣く河岸を変える羽目になることもありますが。
はい、あとは疲れたから箇条書きで。
③大学でやるべきこと(一年目編)
・命令遂行型から、任務遂行型への転換になれること。
(高校では、あーしろ、こーしろといわれます。大学では、『学べ!』と言われて放置されます)
・シラバス等の配布物はちゃんと読みましょう
(ゲームブックみたいなものです。読まないでゲームオーバーになっても誰も助けてはくれません)
・教授に顔を覚えてもらうこと
(媚びるのとは違うんで、ここを間違うとダメぽ)
・『助け合える』友達をつくること
(フリーライダーに注意)
・サークルは、参加するならば見極めて。
(ピンキリなんですよね)
・鬼仏表はお忘れなく
(本当に、大鬼もいるんです)
・単位をくれやすい先生よりも、面倒見のよい先生
(助けてくれるのは、後者ですよ)
・でも単位はちゃんと取ろう
(ちゃんと、卒業するんじゃぞ)
・文献は読めるならば読んだ方がいいですよ
(本だけじゃなくて、ジャーナルもですね)
・大学の制度を活用すること
(面倒くさそうな書類の中に、活用できる制度があることも稀ではありません)
・物事がダメになる前に、周囲に相談しましょう。
(初期対応が肝心です。内定も決まったのに、この単位が取れないと……と試験の後に慌てて教授へ泣きついても『いまさら言われても、困る』とかが標準的な対応でしょう。もっと前に!)
就職活動や、大学院への進学や、その他のキャリアで2~3年生ぐらいから考えることも多いとは思いますが、一年目は無理せずいろいろとやってみるといいよ(˘ω˘)
カルロ・ゼンです。
どうも、私がTwitterでこぼしているつぶやきから
私の大学に関する呟き(9割がたルサンチマン)に
インスピレーションを受けた……などと称する
非常に心配なお客様より『大学生活のススメ』とかいうことを伺われました。
たぶん、騙されやすいお方なんでしょうね。
物事を疑うことを強くお勧めします(´・ω・`)
というか、なんだって、こんな時期に大学生活のススメを……と思えば世間様では『指定校推薦』とかいうのがあるんですねぇ……。
そんな高校生さんもいるのかと思うと、なんとも、驚きです。
とはいえ、とはいえ、私も昔は先輩やら誰やらにお世話になっている身。
ここはひとつ、世間知らずな前途有望な若い人々をダメな道に引き込むことで、後生畏るべしとつぶやかずに済むようにスポイルしてしまいましょう(˘ω˘)
①大学に入る前にやるべきこと
戦争と同じで、大学生活も準備がすべてです。
従って大学に入る前にあなたは事前計画を策定し、万全の状況で大学生活とエンゲージしなければなりません。(PDCAサイクルをお忘れなく)
とはいえ、まずはそのためにも情報を収集しなければなりません。
百聞は一見に如かず。
ずばり、申し上げましょう。
『大学の講義、見てみなよ(˘ω˘)』
よく、大学のパンフレットを見て~etcとありますが、それは『大学が皆さんに見せたい大学の姿』です。
もちろん、クレムノジーのように公開情報をもとにコツコツと分析を行う手法もありますが……威力偵察というオプションが可能であれば、やってみるに越したことはないんじゃ……。
というわけで、実際の講義やゼミ(若しくはラボ)を見学してみる方が極めて迅速です。
やりかた? それぐらい自分で調べれば……といいたいところですが、まぁ、大学のことがわからないと不安ですよね(´・ω・`)
一番確実なのは、高校なり塾なりの先輩を通じて案内していただくことでしょうか。
そこから、先生にお願いして許していただけば……というところですね。
これらとは別に、(大学のポリシー次第のところもありますが)見学を受け入れてくれるところもあります。
まー極端なことを言いますと、別に、いかなくてもいいんです。
ただ、雰囲気を掴んでおくと後々、何かと楽ですよと。
これは、今の時期だからこそできることでもありますね(´・ω・`)
(講義が終わったり、試験やら入試やらで大学がドタバタする前ですから……)
それ以外ですと、大学と高校の違いに留意しておくべきぐらいでしょうか。
ぶっちゃけましょう。
高校生は規則正しい生活を維持することは、とても簡単だと信じています。
私に言わせていただければ、噴飯ものの幻想でしかありません。
大半の大学生は、1限は出席が難しいと本気で信じている節すらあります。
自分を過信しすぎないことを、強くお勧めですね(˘ω˘)
もちろん、あなたが鋼鉄のごとき規律で自律するというならば、申し上げるべきことは何一つありませんが。
②カフェイン
カフェインは、とても大事です。具体的には、大学周辺の喫茶店等のことになります。
街の雰囲気を掴んだり、『行きつけ』を作ったりするうえでこの手のお店は極めて有意義です。
(とりわけ、アルコールがNGな未成年の学生さんでも『行きつけ』となることができるので)
チェーン店とは違うお店がおすすめですぞ(˘ω˘)
たまに教授の行きつけだったりして、泣く泣く河岸を変える羽目になることもありますが。
はい、あとは疲れたから箇条書きで。
③大学でやるべきこと(一年目編)
・命令遂行型から、任務遂行型への転換になれること。
(高校では、あーしろ、こーしろといわれます。大学では、『学べ!』と言われて放置されます)
・シラバス等の配布物はちゃんと読みましょう
(ゲームブックみたいなものです。読まないでゲームオーバーになっても誰も助けてはくれません)
・教授に顔を覚えてもらうこと
(媚びるのとは違うんで、ここを間違うとダメぽ)
・『助け合える』友達をつくること
(フリーライダーに注意)
・サークルは、参加するならば見極めて。
(ピンキリなんですよね)
・鬼仏表はお忘れなく
(本当に、大鬼もいるんです)
・単位をくれやすい先生よりも、面倒見のよい先生
(助けてくれるのは、後者ですよ)
・でも単位はちゃんと取ろう
(ちゃんと、卒業するんじゃぞ)
・文献は読めるならば読んだ方がいいですよ
(本だけじゃなくて、ジャーナルもですね)
・大学の制度を活用すること
(面倒くさそうな書類の中に、活用できる制度があることも稀ではありません)
・物事がダメになる前に、周囲に相談しましょう。
(初期対応が肝心です。内定も決まったのに、この単位が取れないと……と試験の後に慌てて教授へ泣きついても『いまさら言われても、困る』とかが標準的な対応でしょう。もっと前に!)
就職活動や、大学院への進学や、その他のキャリアで2~3年生ぐらいから考えることも多いとは思いますが、一年目は無理せずいろいろとやってみるといいよ(˘ω˘)
Published on November 14, 2016 03:47
October 3, 2016
教育と研究という分野 わかっちゃいるけど、減らさないで(`;ω;´)
大隅良典・東京工業大学栄誉教授、ノーベル賞、おめでとうございます。
ということで、ちょっとTLがざわざわしているのでこれ幸いと教育・研究とか。
これからのお金とか実績とか臭い話をしましょう(˘ω˘)
口元の苦みをごまかす為に、珈琲をお手元にご用意していただけますと幸いです。
日本の科研費行政が見事な支援体制を成し遂げ、立派な果実として結実……云々ってやれれば良いんですが、これ、難しいですよね。
結論から申し上げますと、教育と研究は国家の基幹とでもいうべきものなんですが、予算獲得には 致命的な欠点 があるんです。
ずばり、『すぐに結果がでない』。
しかも研究も教育もガチャと同列にするのは失礼なんですが、100%アタリが出るわけじゃないんです。
具体的に見てみましょう。ちょっと適当に珈琲を片手にインターネッツを検索したところ、文部科学省の資料っぽいものがありました。
科研費による学術研究の成果について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/030/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2014/05/29/1347691_04_2.pdf
『ノーベル賞などの画期的な成果をもたらした科研費の研究成果の例』
って紹介されている例、時間に注目してみましょう(˘ω˘)
・白川先生(1969~ 試験研究、基盤研究 他)
『 34 年間に科学研究費補助金を24件いただいています。これは毎年というわけではありませんでしたが,1件で3年連続受領ということもありましたので,ほぼ通年にわたって何がしかの科研費を得ていたということになります。』
・野依先生(1972~ 一般研究、特別推進研究 他)
科研費は日本の中で最も有効に機能している研究費だと思っております。私自身も長い研究生活を通じまして一貫して科研費に支えられてきたと申してよいかと思います。・・・振り返りますと科研費の整備・充実と一緒に道を歩み、研究者として育てていただいたとありがたく思っております。
・末松先生 (1966~ 各個研究、特別推進研究 他)
科研費がなければ私の研究は存在しなかった。科研費との絆は、1)光通信研究の育ての親、2)日本の卓越技術の集成とネットワーク発信の構築、そして3)国の学術研究の推進など、誠に深い。
・・・平成2年(1990)まで科研費の強力な支援を受けて光通信の基礎研究を進めた。
と三先生が、長いスパンを強調されておいで。
山中先生は1999年~で2012年なのでこの中では比較的早い! というべきなのかもしれません。
でも、はっきり言いませう(˘ω˘)
それ、結果がでるまでに早いっていうたって、10年、20年の長期スパンでみたら早いよね! って世界ですよね。
まー、学校教育と同じなんですよ。
今の小学生の皆さんが社会に出るまでに、小学校6年+中学校3年の義務教育に高校・大学・短大・専門学校その他の教育機関が係るんで早くても10年スパンでみないとあかんという話でして。
ガチャと違って結果がでるまで結構な時間が必要ということ、これ、フラストレーションがたまりますよねぇ……(˘ω˘)
貴方ががちゃを廻すとき、SSRかSRが確率不明で何十年後にか出るかもしれないガチャと、すぐにガチャの結果が分かるもの。さて、どちらを廻しますか? 金額の割り振り、どうします?
ガチャに例えたので不謹慎で申し訳ないのですが、これ、政治家も官僚機構も共通して抱えているジレンマなんじゃないでしょうか。
今日の食い扶持よりも明日の種もみを……っていう高尚な理念がないわけではないのでしょうが、予算はとても有限。
有限の予算で、『自分の成果』をアピールしようと思うと、即効性重視に偏るのは人の常。
貴方が担当者だとして、何十年間も研究費用を出し続けても、『ノーベル賞』とか目に見える成果という形で受賞してくれる先生がでる保証はないんです。
ついでにいえば、官僚も政治家も何十年後かにそのポジションにいられるという保証もなし。つらい。辛みしかない(´・ω・`)
だから、誰もかれもが『問題があるのは分かっている』けれど、『出来もしない即効性のある改革』を求めて変な事になるんじゃないでしょうか。
教育改革、大学の研究機能強化、云々っていう議論が『すぐに結果を出せ!』って圧力から解放される日は来るんですかね。
こう、珈琲ブレイクではないけれど、長い目で物事をみませう。
というわけで、難しいのは重々存じ上げております。
ただ、科研費とか教育関連予算等は増やしてくださいませ(´・ω・`)
せめて、減らすのだけは、減らすのだけは(`;ω;´)
ということで、ちょっとTLがざわざわしているのでこれ幸いと教育・研究とか。
これからのお金とか実績とか臭い話をしましょう(˘ω˘)
口元の苦みをごまかす為に、珈琲をお手元にご用意していただけますと幸いです。
日本の科研費行政が見事な支援体制を成し遂げ、立派な果実として結実……云々ってやれれば良いんですが、これ、難しいですよね。
結論から申し上げますと、教育と研究は国家の基幹とでもいうべきものなんですが、予算獲得には 致命的な欠点 があるんです。
ずばり、『すぐに結果がでない』。
しかも研究も教育もガチャと同列にするのは失礼なんですが、100%アタリが出るわけじゃないんです。
具体的に見てみましょう。ちょっと適当に珈琲を片手にインターネッツを検索したところ、文部科学省の資料っぽいものがありました。
科研費による学術研究の成果について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/030/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2014/05/29/1347691_04_2.pdf
『ノーベル賞などの画期的な成果をもたらした科研費の研究成果の例』
って紹介されている例、時間に注目してみましょう(˘ω˘)
・白川先生(1969~ 試験研究、基盤研究 他)
『 34 年間に科学研究費補助金を24件いただいています。これは毎年というわけではありませんでしたが,1件で3年連続受領ということもありましたので,ほぼ通年にわたって何がしかの科研費を得ていたということになります。』
・野依先生(1972~ 一般研究、特別推進研究 他)
科研費は日本の中で最も有効に機能している研究費だと思っております。私自身も長い研究生活を通じまして一貫して科研費に支えられてきたと申してよいかと思います。・・・振り返りますと科研費の整備・充実と一緒に道を歩み、研究者として育てていただいたとありがたく思っております。
・末松先生 (1966~ 各個研究、特別推進研究 他)
科研費がなければ私の研究は存在しなかった。科研費との絆は、1)光通信研究の育ての親、2)日本の卓越技術の集成とネットワーク発信の構築、そして3)国の学術研究の推進など、誠に深い。
・・・平成2年(1990)まで科研費の強力な支援を受けて光通信の基礎研究を進めた。
と三先生が、長いスパンを強調されておいで。
山中先生は1999年~で2012年なのでこの中では比較的早い! というべきなのかもしれません。
でも、はっきり言いませう(˘ω˘)
それ、結果がでるまでに早いっていうたって、10年、20年の長期スパンでみたら早いよね! って世界ですよね。
まー、学校教育と同じなんですよ。
今の小学生の皆さんが社会に出るまでに、小学校6年+中学校3年の義務教育に高校・大学・短大・専門学校その他の教育機関が係るんで早くても10年スパンでみないとあかんという話でして。
ガチャと違って結果がでるまで結構な時間が必要ということ、これ、フラストレーションがたまりますよねぇ……(˘ω˘)
貴方ががちゃを廻すとき、SSRかSRが確率不明で何十年後にか出るかもしれないガチャと、すぐにガチャの結果が分かるもの。さて、どちらを廻しますか? 金額の割り振り、どうします?
ガチャに例えたので不謹慎で申し訳ないのですが、これ、政治家も官僚機構も共通して抱えているジレンマなんじゃないでしょうか。
今日の食い扶持よりも明日の種もみを……っていう高尚な理念がないわけではないのでしょうが、予算はとても有限。
有限の予算で、『自分の成果』をアピールしようと思うと、即効性重視に偏るのは人の常。
貴方が担当者だとして、何十年間も研究費用を出し続けても、『ノーベル賞』とか目に見える成果という形で受賞してくれる先生がでる保証はないんです。
ついでにいえば、官僚も政治家も何十年後かにそのポジションにいられるという保証もなし。つらい。辛みしかない(´・ω・`)
だから、誰もかれもが『問題があるのは分かっている』けれど、『出来もしない即効性のある改革』を求めて変な事になるんじゃないでしょうか。
教育改革、大学の研究機能強化、云々っていう議論が『すぐに結果を出せ!』って圧力から解放される日は来るんですかね。
こう、珈琲ブレイクではないけれど、長い目で物事をみませう。
というわけで、難しいのは重々存じ上げております。
ただ、科研費とか教育関連予算等は増やしてくださいませ(´・ω・`)
せめて、減らすのだけは、減らすのだけは(`;ω;´)
Published on October 03, 2016 06:39
October 2, 2016
非カフェイン的教育論への疑問。
『大学入試の「試験一発方式」はもう限界だ』という記事を読みました
http://toyokeizai.net/articles/-/137921
端的に要約すると
①「試験一発型」からの脱却は、物理的にも大学側、学生側にとってメリットがある。
②手間を惜しまず人物を見定めようとするコストは問題だが、米国のように共通システムを用意すれば対応は可能だろう。
③いずれにしても、「試験一発型」から「人物重視・多面評価型」への転換は『望ましい』。
という大学改革案のようですね。
率直に申し上げて、カフェインが足りていないのでしょう(´・ω・`)
私のようなカフェイン的知性にしてみれば、とても理解が難しい文章です。
「試験一発型」からの脱却を推奨する理由は学生と大学のミスマッチを解消し、云々という記事。
大学側、学生側にとってメリットがある。
との論旨に対し、私はたった一つだけ補足説明を入れることを希望します。
ずばり、『恵まれた』大学や『恵まれた』学生にとってのみメリットがある、とするのが正しいんじゃないでしょうか。
正直に申し上げて、格差論はあれ気な部分もあります。
知的に誠実でない自称リベラルにも吐気がします。
けど、これ、フェアじゃないよ……と思ったので適当に疑問を連ねてゆきます(´・ω・`)
たぶん、大学教育という領域について私はちょっぴり人様よりもナーバスなのかもしれません。
カフェインの叡智を楽しみつつ、はっきり申し上げましょう。
『試験一発型』は残酷ではあるのでしょう。
問題だって、山積しているのでしょう。
だけど、現時点では、一番、フェアなんですよ? と。
なぜ、フェアなのか?
感嘆するほど簡単です。
ペーパー試験は
・明確な基準がある
これでQEDとできれば良いのですが、まぁ、続けましょう。
例えば、アメリカ式の『人物重視・多面評価型』への転換を行ったとします。
高校までの教育はさておき、アメリカの大学教育はすぐれていることでも有名ですからね。
大学教育はより現実的となり、素晴らしい教育が大学で提供されるようになる……とバラ色になるか自分には疑問です。
"Travelers on a college tour enjoy reminders of the schools they visited provided by Magellan Jets"
http://www.newsweek.com/2016/09/16/jet-set-wealthy-touring-colleges-private-planes-495510.html
って、ニューズウィークの記事をご紹介させてください。
色々と『米国型』の問題を指摘している記事なんですが、
『人物重視・多面評価型』の参考例として挙げられているアメリカでは
入学選考の不透明化が深刻。
というか、『 特権階級優遇 』になってるんじゃないの? という問題提起です。
科挙と同じで、試験一発は確かに多数の問題を抱えています。
だけど、科挙と同じで『試験一発』とは
『お前の一族が宰相閣下であろう』とも『大将軍の門閥であろうとも』
試験に受からなければ、『進士』にはなれないんだよ! っていうはっきりとした公平性があります。
人物重視・多面型評価って、聞こえはとっても立派ですよね?
でも、貴方が誰かを評価するとしましょう。
・あの人は親御さんが『お偉いさん』=何がしかの便宜を図ってくれるのでは?
・あの人は特に有力な家系じゃない=特段優れていなければ、優遇する理由はないよね?
となりかねません。
ニューズウィークの記事でいうところの
Your Money or Your GPAにある
......roughly half the student body at any given institution had some sort of “in” or “hook” (either they were athletic recruits or alumni children or what Golden calls “development cases”—kids whose well-off parents are expected to make sizable donations).
※大よそ、半数はコネ! ないし特殊事情で入学等々という部分をご参照ください。
良い大学に行って、良い企業に行って、良い未来を……っていうのがステレオタイプなのは否定できません。
もう、そんなのは幻想かもしれないのです。
それは、認めましょう。
現状、日本における大学教育が100%イデアだともいいません。
そんなこと、いえません。
でも、大学入試が今よりもお金持ち有利になりそうな気配ですか?
それにはどうしても疑問を覚えるんですよ(´・ω・`)
「試験一発型」から「人物重視・多面的評価型」への転換が望ましいかとなれば
私としては「ちょ、ちょっと、ちょっと待ってね?」と疑問を提示したくなるのです(´・ω・`)
分からないことだらけなので、珈琲でも飲んでインテリジェントになりたい(˘ω˘)
http://toyokeizai.net/articles/-/137921
端的に要約すると
①「試験一発型」からの脱却は、物理的にも大学側、学生側にとってメリットがある。
②手間を惜しまず人物を見定めようとするコストは問題だが、米国のように共通システムを用意すれば対応は可能だろう。
③いずれにしても、「試験一発型」から「人物重視・多面評価型」への転換は『望ましい』。
という大学改革案のようですね。
率直に申し上げて、カフェインが足りていないのでしょう(´・ω・`)
私のようなカフェイン的知性にしてみれば、とても理解が難しい文章です。
「試験一発型」からの脱却を推奨する理由は学生と大学のミスマッチを解消し、云々という記事。
大学側、学生側にとってメリットがある。
との論旨に対し、私はたった一つだけ補足説明を入れることを希望します。
ずばり、『恵まれた』大学や『恵まれた』学生にとってのみメリットがある、とするのが正しいんじゃないでしょうか。
正直に申し上げて、格差論はあれ気な部分もあります。
知的に誠実でない自称リベラルにも吐気がします。
けど、これ、フェアじゃないよ……と思ったので適当に疑問を連ねてゆきます(´・ω・`)
たぶん、大学教育という領域について私はちょっぴり人様よりもナーバスなのかもしれません。
カフェインの叡智を楽しみつつ、はっきり申し上げましょう。
『試験一発型』は残酷ではあるのでしょう。
問題だって、山積しているのでしょう。
だけど、現時点では、一番、フェアなんですよ? と。
なぜ、フェアなのか?
感嘆するほど簡単です。
ペーパー試験は
・明確な基準がある
これでQEDとできれば良いのですが、まぁ、続けましょう。
例えば、アメリカ式の『人物重視・多面評価型』への転換を行ったとします。
高校までの教育はさておき、アメリカの大学教育はすぐれていることでも有名ですからね。
大学教育はより現実的となり、素晴らしい教育が大学で提供されるようになる……とバラ色になるか自分には疑問です。
"Travelers on a college tour enjoy reminders of the schools they visited provided by Magellan Jets"
http://www.newsweek.com/2016/09/16/jet-set-wealthy-touring-colleges-private-planes-495510.html
って、ニューズウィークの記事をご紹介させてください。
色々と『米国型』の問題を指摘している記事なんですが、
『人物重視・多面評価型』の参考例として挙げられているアメリカでは
入学選考の不透明化が深刻。
というか、『 特権階級優遇 』になってるんじゃないの? という問題提起です。
科挙と同じで、試験一発は確かに多数の問題を抱えています。
だけど、科挙と同じで『試験一発』とは
『お前の一族が宰相閣下であろう』とも『大将軍の門閥であろうとも』
試験に受からなければ、『進士』にはなれないんだよ! っていうはっきりとした公平性があります。
人物重視・多面型評価って、聞こえはとっても立派ですよね?
でも、貴方が誰かを評価するとしましょう。
・あの人は親御さんが『お偉いさん』=何がしかの便宜を図ってくれるのでは?
・あの人は特に有力な家系じゃない=特段優れていなければ、優遇する理由はないよね?
となりかねません。
ニューズウィークの記事でいうところの
Your Money or Your GPAにある
......roughly half the student body at any given institution had some sort of “in” or “hook” (either they were athletic recruits or alumni children or what Golden calls “development cases”—kids whose well-off parents are expected to make sizable donations).
※大よそ、半数はコネ! ないし特殊事情で入学等々という部分をご参照ください。
良い大学に行って、良い企業に行って、良い未来を……っていうのがステレオタイプなのは否定できません。
もう、そんなのは幻想かもしれないのです。
それは、認めましょう。
現状、日本における大学教育が100%イデアだともいいません。
そんなこと、いえません。
でも、大学入試が今よりもお金持ち有利になりそうな気配ですか?
それにはどうしても疑問を覚えるんですよ(´・ω・`)
「試験一発型」から「人物重視・多面的評価型」への転換が望ましいかとなれば
私としては「ちょ、ちょっと、ちょっと待ってね?」と疑問を提示したくなるのです(´・ω・`)
分からないことだらけなので、珈琲でも飲んでインテリジェントになりたい(˘ω˘)
Published on October 02, 2016 01:22
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