「ひよっこ」は、竹内涼真さんファンにとっては、切ないドラマでした
2017年に放送されたNHKの朝の連続テレビ小説「ひよっこ」に、竹内涼真さんは、ヒロインみね子が初めて恋をする大学生という役でした。
なにこのシャツ着た爽やか青年♡
みね子のお父さんがいなくなったことを知った時の顔真剣でカッコいい!#ひよっこ#竹内涼真#島谷純一郎pic.twitter.com/S1uQO4KwgX
— 竹内涼真
ファン (@ryouma_douga) 2019年1月8日
ひよっこのあらすじ
最初の出会いは、お金を道でばらまくみね子を助けた役でした。
でも、普通は窮地に陥った女の子をサッと助けると思いますよね。
でも、この時、竹内涼真さんは、説教して去っていく役なんです。
でも、その姿がとてもカッコ良くて、ドラマを見ている誰もが、二人はこの後、恋に落ちると思ったんです。
竹内涼真さんが演じている島谷純一郎は、実家はお金持ちなのですが、あえて「あかね壮」というボロいアパートに住んでいる慶應義塾大学の学生で、全く非の打ち所がない好青年でした。
でも、金持ちゆえの葛藤もあるのだと、思わせる繊細な役でした。
ビートルズが来日すると知って、コンサートのチケットを懸賞で当てようとするみね子。
一方、実家からビートルズのコンサートチケットが送られてくる純一郎。
ここの対比が、とても素晴らしかったです。
なかなかチケットの事が言えない純一郎。
その本心は、一生懸命働くみね子に対して、純一郎は自分が「恵まれている」と思って欲しくなかったんです。
でも、こういう役って、演じかたによっては嫌味に感じる場合もありますよね。
でも、竹内涼真さんは、この難しいシーンを、とても繊細に演じました。
言いたいのに、言えなくて、一人で思い悩む姿が、とても切なかったです。
ひよっこをみた感想
そして、二人がお互い思い合っているのに、なかなか告白しなくて、ドラマを見ながら、もどかしい思いをしていました。
そして、やっと交際がスタートして、きっと二人は結婚するんだと思いました。
でも、純一郎の実家が窮地に陥り、純一郎は父親から見合い話を持ち込まれます。
それでも、純一郎はみね子を選びます。
そのシーンは、本当に男らしくて、かっこいいと思ったんです。
ですが、この後、まさかの展開に。
みね子は、純一郎の心を全部分かっていて、あえて冷たく突き放します。
貧しくても良いなんて、知らないから言えるんだと。
親不孝な人は嫌いだと。
その言葉に、純一郎も全てを悟り、みね子に頭を下げて、出ていくんです。
本当は、純一郎の方こそ、嫌われ役にならなければいけなかったんです。
それなのに、みね子に気を遣わせてしまった事に、純一郎は気が付いたのたのだと思います。
ハッキリ言うと、この役は嫌われてもおかしくはない役です。
男なら、親がなんと言ってもみね子を選ぶべきです。
でも、純一郎が嫌われキャラにならなかったのは、竹内涼真さんの真摯な演技の賜物だったと思います。
みね子が初めて恋をした純一郎を演じたのが、竹内涼真さんで、良かったと思いました。
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