Blake’s Reviews > ＜聞き上手＞の法則　人間関係を良くする１５のコツ > Status Update

聞き上手になるためには自己分析も重要。自分が持っているこだわりやコンプレックス(触れられると過剰反応する話題など)を明確に把握し、対処法を考えておく。自分が持っている他人への先入観(結局〇〇の女性・男性・人はXXXするものだ、のような)を知っておくだけでもそのインパクトは軽減される。

人が演じたいキャラが喋ってたら分かると同じように、どこを評価して欲しい・認めて欲しいのかというのも喋っていて分かるはずです。それなら、別のところを褒めたりするのではなく、その人が見てほしい部分をちゃんと見てあげて、見ているということを言葉で伝えてあげると当然その人も嬉しい

相手が出そうとしている対外的なキャラを尊重して、無理に意外な面を発掘しようとしない。
意外な面を見つけても殊更騒ぎ立てると相手が緊張する可能性がある。
かと言って、ほかの人が決めている「その人らしさ」という檻に閉じ込めないようにするのも大事。誰だって多面的な性格を持ってるならね。

・人の考えは矛盾していて当たり前。話の中に矛盾が出てきた時には、無理に整理せず、矛盾した状態のまま理解する。
・話し手が抽象的に表現していることを無理に具体化しようとしない。本人がそう言っているのだからそうなんだろう、と信じてあげることが相手をへの尊重になる。

・求められていないアドバイスをすることは、相手が自分の力でどうにもならないと思っている不信感の表明になりかねない
・アドバイスをもらうより、気持ちを話したいだけのことはよくある
・相手を無理に動かそうとせず、話が飛んだ時に戻そうとせず、話したいように話させるのがベスト

「相手の気持ちを受け止めず、言葉尻を捉えて反論ばかりしていないでしょうか」
言葉の意味以上にその気持ちを聞こうとする姿勢が大事。言葉の定義は一律ではないし、みんなそれぞれ違った気持ちを言葉に乗せるので、字面だけで本当の気持ちはわからない。

話し手の意見などを聞くとき、否定したり、自分が解釈しやすい型に無理矢理押し込めたりせずに、一通り聞いてまず「受容する」ということが大事。受容から共感に移っていけますが、無理に共感から入ろうとするとこじれてしまい、結局深まる会話も深まらなくなる。

相手の話に自分のキーワードを付け足して返してしまうと会話の主導権を奪ってしまう。聞き役に徹する場合は、相手の話を邪魔もせず誘導もせず、相手が使ったキーワードを返してあげることで、その話を深めて話し切る後押しをする。会話の主導権を無理矢理もぎ取るよりはよっぽど気持ちいい話し方。

他人の話を遮ってしまう衝動は承認欲求と防衛反応に起因する。よっぽど意識して取り掛からないと止めにくい衝動。

話すとき、相手の「得意なフィールド」を意識し、そのフィールドとその人が大切にしているものを尊重し、安易に否定したり自分の価値観を押し付けたりしない・・・身近な人だからこそ、その尊重する気持ちがおろそかになってしまうことがあるので、日常の会話でも意識して「点検」することが重要。