私は23歳まで男性とお付き合いをしたことがありませんでした。
中学から高校は女子校、大学と職場も女性ばかりでした。中学と高校は全く出会いがなかったことと男性と話すこともめったになかったため、大学時代は少し男性恐怖症気味でした。
社会人になると友人や職場の先輩がよくコンパに誘ってくれました。
しかし今まで恋愛経験のない私には苦手な場でしかありませんでした。
たまに連絡を頻繁に取るようになってもだんだんお互い連絡を取るのを止めるようなパターンばかりで、このまま彼氏が一生できないのではないかととても焦りました。
そんなある時、私の友人たちに急に彼氏ができるラッシュがありました。
どの友人も同じような職場に出会いがない人たちばかりで、私はものすごく焦りました。
それまで苦手でしばらく行くのを止めようかと考えていたコンパにも行きたくて仕方がないほどだったのですが、そのように焦っている時期に限って全くコンパのお誘いはありませんでした。
その友人たちの彼氏ラッシュが終わった約半年後、私はそんなラッシュも忘れてきていました。
仕事にも慣れてきて何か他に楽しいことを見つけたいと料理教室に通い始めたり、以前からしていたテニスに集中するようにしていたためです。
そんなある日、職場の同僚から男性の紹介話を持ちかけられました。
その時は正直なところさほど男性とメールをしたりデートをしたいという気持ちはなかったのですが、たまたま紹介の話を聞かされたのです。
しかし断る理由もなかったので、その話を受けることにしました。
数日間メールをやり取りして二人きりで会うことになりました。
その頃その男性の休みと私の休みがずれていたため会うのは夜しか会えなかったのですが、初めて会ったこの日は少し離れた場所で夕食をとりました。
すると帰り際に告白されたのです。
こんな風に会った初日に告白されるのは初めてのことだったので、いったん保留にして帰りました。
しかし何となく惹かれる部分があり、約4日後の2回目のデートで付き合うことを了承しました。
そのまま半年ほど付き合った時にプロポーズされそのままトントン拍子に結婚し、今では2児の母親です。
焦っている時に良い出会いはないという話は本当だな、と実感させられた出会いでしたを
Published on December 25, 2015 17:50